こんにちは。ジルです。
さて本記事では、アフィリエイターをはじめとしたすべてのネットマーケッターに対し、私がこれまでにアフィリエイターおよびインフォプレナーとして培ってきたマーケティング戦略の中から、とくに効果のあった手法を解説していきたいと思います。
サイトアフィリエイト、ブログアフィリエイト、メルマガアフィリエイトなど、どのような形態であれ商品やサービスを展開し売り上げを上げるには、売り上げ促進に効果的なマーケティング戦略が必要不可欠になってきます。
従って本記事のマーケティング法則は、現状の売り上げを少しでも改善したいと考えている場合にご参照ください。
また、これまでの解説は以下からご覧いただけます。
※本記事に記載しているのは、あくまで私が行ってきたマーケティング法則の「一部」であり、「一つの考え方」になっています。
Jillのマーケティング戦略
言行の一致
ネットの用語辞書で「誠実さ」という言葉を調べると、
「偽りがなく、まじめなこと。真心が感じられるさま。 ⇔ 不誠実 「 -な人柄」 「 -な対応」」
と書かれています。
これは誰もが理解していることです。
しかし「誠実さ」もっと簡単に言うと、「有言実行・言行の一致」であると私は思います。
言動が一致している限り、人は誠実です。
従って、たとえ犯罪者であっても誠実な人はいるわけで、まじめでもなければ真心が無くても「誠実」だと言えるのです。
例えば私の友人は、学生のころに街で不良に絡まれ恐喝にあった経験がありました。
不良は友人の胸倉をつかみながら「殴られたくなかったら金を出せ!」と脅迫したそうです。
恐怖におびえた友人はその場で財布を広げ、言われるがままにお金を差し出し、その不良は去っていきました。
恐喝の経験をしたのですから、本来であれば彼は警察に通報するはずです。
しかし彼はそのようなことはせずに、むしろ後になって私に「あの不良の男は誠実な人だったよ」と言うのです。
「あの男は自分の欲しいものを求め、俺はそれに応えた。そうしたら奴は本当に僕を殴らずに逃がしてくれたんだ。普段から嘘ばかりつくようなそこら辺の奴らよりよっぽど誠実だったよ」
このように、たとえ犯罪者であっても言行が一致していれば、被害者目線からでも「誠実さ」は伝わるわけです。
従って「誠実さ」を伝えたければ、たとえ何を言っても一度口にしたことは必ず守らなければなりません。
この「誠実さ」はマーケティングの世界でも重要で、あなたが良いサービスを提供すると言ったなら、必ず良いサービスを提供してください。
つまり、「有言実行」「言行一致」です。
顧客は相手が発している言葉を見て、その人がどれほど誠実であるかをすぐに感じ取ります。
そして時々、それ以上の微妙な「何か」を感じるものなのです。
あなたがプレゼンテーションで言ったことに矛盾があるなら……、あなたが何の根拠もない主張をするなら……、あなたが分を超えた発言をするなら……、それは顧客にカンタンに気づかれてしまう事でしょう。
ネットでマーケティングを行い商品を売るには、顧客から信頼され、好意を持たれ、支持されなければなりません。
逆にせっかく獲得した信頼や好意、そして支持が崩壊してしまう要因は、間違いなく現行の不一致だと言えます。
誠実なのかどうかは、たとえばショールームを見て分かるケースがあります。
広告できれいなイメージをいくら表現していても、ビジネスを行う場所が物で散らかっているのであればそれは「誠実=言行一致」から逸脱していますし、贅沢品(高級品)を販売する人がジャージを着ているならば、それも言行が一致しているとは言えないわけです。
従って、たとえあなたがセールスでいくら弁舌をふるっても、まったく行動しないならば「誠実な人」とは思ってもらえません。
しかし、完璧な人間などどこにも居ないのも事実です。
だったら、どうすればもっと誠実になり、セールスチャンスを増やすことができるのでしょうか。
最善の方法は、おそらく「意識すること」だと言えます。
自分の考え、言葉、行動が一致していなければならないことを「常に意識する」ことが、「誠実さに」つながるはずです。
この事から、まずは言行の不一致と矛盾要素を徐々に修正することから始めましょう。
約束通りのものを常に提供し、そして行動し、アイデア、言葉、行動を一致させるのです。
人が誠実であるかどうかは、驚くほどハッキリと顧客に伝わります。
あなたの誠実さをきっちりと示し、売上を劇的に伸ばすことが重要です。
言行の一致まとめ
ストーリーテリング
マーケティングのみならずコピーライティングでも同じことが言えるのですが、「物語調」、つまりストーリーテリングを織り交ぜてセールスを行う事は非常に有効な手法になっています。
人間は物語と共に生きてきました。
従ってあなたがあなたの顧客と心で通じたいと思ったのであれば、こうした物語を使うのが最善です。
絵が千の言葉に匹敵するように、ストーリーは計り知れないほどの力を持っています。
ストーリーは人間の心をつかみ、心と心のつながりを作り出すのです。
また、ストーリーは人々を魅了します。
子供の頃、私たちは両親が読んだ物語を通して幻想を楽しみ、そこから現実の世界を学びます。
言い換えれば、私たちは幼い頃から物語に精通しているわけです。
私たちマーケッターだけでなく、講演者や演説家たちも人々の心を掴むために、よくスピーチの冒頭やプレゼンテーションの至る所で何らかのエピソードが織り交ぜられています。
そのような話は純粋に面白くて退屈させません。
退屈すると眠くなりますが、エピソードが始まると自然に目覚めるのです。
物語は通常、教訓や先人の体験談が描かれており、驚きと感動的なラストが待ち構えているかもしれません。
物語の効果はセールスでも同じですので、もしあなたが売上高を伸ばしたいのであれば、マーケティング活動にこうした物語を織り交ぜてみてください。
製品関連のもの、販売しやすい雰囲気を作り出すストーリー、販売に顧客を巻き込むストーリー…。
物語を上手に使うことが出来るならば、あなたは販売効果がバツグンの心理的効果を最大限に活用している事になります。
そして人間味を感じさせるストーリーはお客の心の結びつきを作り出し、そして堅くしてくれるものです。
実際、優秀で魅力的なマーケティング担当者や営業担当者は、いつでも面白い話をする準備ができている傾向にあります。
何故なら彼らにとって、それは顧客をつなげて喜ばせる手段だからであり、物語を語って顧客を喜ばすことがいかにセールスで重要であるかを悟っているからです。
人によっては、商品や顧客に関連したジョークをいくつも用意していたりするものなのです。
言うまでもなく、こうしたセールスマンたちの成績はどれも優秀で、私が手掛けてきたマーケティング活動の中で大成功を収めたものの中にも、こうしたストーリーに訴えるものが多く含まれています。
物語の効果を利用する広告というのは、読者の好奇心を刺激し、最後まで広告のコピーを読ませ、さらには最後の「売込み」までも読ませる力があるのです。
従ってあなたも製品を販売するとき、顧客を引き付けて購入を後押しする可能性が高いいくつかのエピソードを数話用意しましょう。
同業者のことでもいいし、新しさについてでも、開発経緯についてでも良いかもしれません。
エピソードが必ずしも自分である必要はありませんが、顧客が関心を持つ可能性が高いことを物語ってください。
もし商品に関連する面白い冗談を言うことができるなら、それを使えばいいでしょう。
しかしその場合、本当にうまい冗談でなければならず、できるだけ売上に関連しているほうが良いと言えますので、下品なものや販売に関係ないものは避けるべきです。
さらに、話をするときはタイミングも重要です。
ストーリーから話を切り出すのも良いです。
そしてストーリーテリングはひとつのスキルなので、経験を積めば積むほど上達します。
ストーリーの可能性と効果を認識するだけでも良いスタートだと言えますし、あなたさえやる気になれば驚くほど様々な物語を話すことができるはずです。
良い話は人々の注意を引きつけ、そして製品とサービスをセールスコピーにリンクし、あなたと顧客を結びつけるのです。
ストーリーテリングまとめ
さて、本日はここまでです。
続きは次回にさせて頂きます。
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必ず24時間以内に返信させて頂きますので、いつでもお気軽にどうぞ。
現役インフォプレナー「Jill」
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