こんにちは。ジルです。
本日はにぽり氏による売らないサイトの設計図に対し、独自の視点で考察を発信していきたいと思います。
今後の参考にしていただければ幸いです。
にぽり 売らないサイトの設計図の評価
売らないサイトの設計図の概要
本日取り上げる案件はにぽり氏の売らないサイトの設計図というものですが、主にアフィリエイトで必要となる記事製作=ライティングノウハウに特化した教材になっている模様です。
触れ込み的には、
5%のアフィリエイターしか知らない事を暴露します。6つのコンテンツで誘導できた!記事製作とか苦手だったのに(笑)売り込まずに購買意欲を掻き立てる 売らないサイトの設計図
という事で、多くのアフィリエイターが何故稼げていないのか?逆に少数のアフィリエイターが何故稼げているのか?という点に追求し、より収益性を高めるために「何をどう書けば良いのか?」といったノウハウを収録しているとの事です。
収録内容の一部は以下の通りでした。
■記事作成は検索結果からサイトに引き込む段階から始まっています。
■書くことが苦手でも法則に当てはめていくと自然とコツが掴めます。
■読み手の心理思考に沿った流れのある記事が書けるようになれます。
■下へ下へグイグイ読ませ段階的に都合の良い価値観を植え付けます。
■最終的にあなたが導きたいページリンクをクリックしてもらいます。
■商品レビューを見たくなる6つの記事を設置したサイトが作れます。
■項目の通りに書いていくと買われやすい商品レビューが完成します。
■アクセスアップ作業を苦痛なく継続できる3つの仕組みが使えます。
■自分のリンクに編集して再配布できる無料レポートを手に入れます。
■ステップメールのシナリオも差しあけるので販売効率も上がります。
PDFマニュアルの構造は以下の通りです。
設計図①(記事作成法則編)PDF25ページ
設計図②(販売の仕組み編)PDF32ページ
設計図③(見込み客集客編)PDF47ページ
上記が提供されるマニュアルとなっており、合計104ページと少々薄い印象が否めませんが(通常、情報商材のPDFマニュアルは200ページ以上が相場です)、だからといって内容に難があるというわけでも無さそうです。
本日はその点について考察していきましょう。
売らないサイトの設計図は稼げる?方向性の正当性
まず売らないサイトの設計図の方向性についてですが、アフィリエイトで稼ぐにはライティングスキルの向上が必須な以上、文章で自分の伝えたい事を正確に伝達させる技術が求められるわけですが、その「効果的な伝え方」に対する記載が強く強調されている事から、売らないサイトの設計図は至極まっとうな方向性を持っていると判断できます。
アフィリエイト教材に見られるひとつの傾向として、記事製作に関わるライティングスキルは一切必要無いなどといった「まったくの見当はずれな主張」をしているものがありますが、売らないサイトの設計図ではそうした点が見られず、本質を突いた言及をしている教材だと思います。
先ほど記載した収録内容を見ても、アフィリエイトで記事製作の際に意識するべき点が羅列されていましたし、「セールスだけではサイトは成り立たない」というネットマーケティングの真実についても、多少ではありますが共感できるものがありました。
よまない、信じない、行動しない。サイトやブログを訪れるユーザーは、この3つの壁を持っていると言われています。
上記の「記事を目の前にした訪問ユーザーの心理」もまさにその通りです。
私はブログのみならずインフォプレナーとしてセールスレターの執筆も行っていますが、その経験から言っても、書いた文章が必ずしも読者に読まれることは無く、むしろ読まれない事の方が多い事を肌で感じていますので、「読まれない事を前提とし、それでも尚読ませる記事の書き方」の重要性を心底痛感しています。
稼げていないアフィリエイターこそ「記事を最後まで書きあげる事」を目的とし、「書いた記事は訪問してくれた人全員が読んでくれている」と勘違いをしている中で、その間違った認識を正して記事製作に対する意識を変えさせるのは非常に優秀な解説方法だと言えますね。
また、投稿する情報の見せ方についても、結構理に適った事を言っていると感じました。
私は日常的にライティング作業をしているからこそ、その人の言っている事が正しいのか間違っているのかを瞬時に判断できるわけですが、売らないサイトの設計図の販売者にぽり氏がいかに真っ当な事を主張しているのかが、販売ページを読み進めていくにつれて明らかになっていくようですね。
ライティングについての解説、マーケティングの解説、集客の解説、販売ページ上では矛盾が少ないものだと私は感じます。
…ただし、いくらレター上で私のような玄人にも共感が得られる主張をしていたとしても、本当に価値のあるノウハウを提供してくれるのか?という点では、多少なりとも疑問が生じてくるところです…。
本当に価値のあるアフィリエイトノウハウの全ては手に入らない可能性
アフィリエイトビジネスで最大限に力を注ぐべき点であるライティング作業、販売力に繋げる集客作業、そして利益拡大に繋げるマーケティング作業、これらのポイントを「本質を見抜いて」ノウハウ解説しているにぽり氏の売らないサイトの設計図ですが、やはり懸念してしまう点はPDFマニュアルの薄さです。
というのは、PDF合計104ページほどしか収録されていません。
レター上の主張がいかに正しいものでも、たった104Pで記載した全てのノウハウを満足に収録できるとは思えないわけです。
私はプレナー事業で10個以上の案件を世に公開してきた中で、その都度自らPDFマニュアルも製作してきましたが、たった104ページでは詳細なノウハウや情報量を収録させるのは不可能だと言えます。
Wordの段階でページの余白を限りなく排除し、フォントサイズを6px以下といったかなり小さいものにしたとしても、アフィリエイトで稼ぐ全てのノウハウを解説するのは非常に難しいでしょう。
少なくとも200ページ、購入者を初心者として想定しているならよりかみ砕いた解説が望ましい事から、250~300ページほどは欲しいところですね。
従って私の考察としては、アフィリエイトで稼ぐ際のノウハウは浅くも無く深くも無く、知っておいて損はないが大きな得も無い案件…といったところでしょうか。
確かに、初心者からすれば把握しておくべき情報はあるでしょう。
しかし私のようなプレナーさんや、既にある程度稼げているアフィリエイターからすれば、ノウハウの具体性に欠ける教材だと判断できます。
あくまで「触り程度の情報」で満足するなら良いのですが、「より突っ込んだ具体的な情報」が欲しい場合は、売らないサイトの設計図では物足りなさを感じざるを得ないと思います。
にぽり 売らないサイトの設計図まとめ
さて、本日は久しぶりに「真っ当な案件」を取り上げたわけですが、プレナー目線から言えばやはり情報量に難がある案件とも言えますので、アフィリエイト中堅者以上の方からすれば手に入れてもあまり意味の無いものだと言えます。
ただ、具体性は掛けるものの初心者からすれば知っておいた方が良い情報もありますので、これから初めてアフィリエイトを行う人、そして記事製作に対して苦手意識がある人などは、購入しても良いのではないでしょうか。
とはいっても高い期待に応えられるとは思えませんので、「この教材一本で稼ぐ」という認識で申し込むのはお勧めできません。
「あくまでアフィリエイトのスタートアップ教材」
これくらいの認識で手に入れる事をお勧めします。
また、配布されている特典も、項目数に対するページ数が極端に少なく、一つの項目はおよそ1ページ程度しか解説されていない事から、「あくまで補足」的な認識でOKです。
アフィリエイトで稼ぐ極意が1~10のレベルがあるなら、2~3のレベルまでしか手に入らないと予想できるのが売らないサイトの設計図ですので、どの道高い期待はしない方が得策です。
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現役インフォプレナー「Jill」
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