FXの考察 vol.1 ‐ 3つの相場とロスカット

↳実践的な考察

こんにちは。現役インフォプレナーのジルです。

これまでのFX考察は以下からご覧ください。

FXの考察一覧
当ブログではネットビジネス業界の考察のみならず、FXに対する様々な考察も行っています。FXに興味はあるけどよくわからない、始め方がわからない、全然儲からない。このような方たちにこそ参考にしていただければと思います。

※本記事に記載しているのは、あくまで私が行ってきたFX戦略の「一部」であり、「一つの考え方」になっていますので、あくまで参考のためにご参照ください。なお、当情報の影響で万が一あなたの投資活動で損害が発生したとしても、一切責任は負いかねることをご了承ください。。


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3つの相場とロスカット

トレンド相場とレンジ相場

あらゆる相場でも「上昇トレンド」「下降トレンド」「レンジ」の3つしかない

相場の局面においては、トレンド相場とレンジ相場の2つしかありません。

相場の継続期間は短期と長期に分けられますが、いずれにしても、FXの利益はあなたの取引スタイルに応じてこれら2つの相場をどのように捉えるかによって大きく異なります。

トレンド相場

トレンド相場は、スイングトレード、ポジショントレード、またはスワップトレードに適しています。

特にポジション取引では大きな効果が期待でき、長期にわたって比較的簡単に一定の利益を得ることができます。

相場の世界には「トレンドは友達」という言葉が古くから存在しており、トレンドに乗ることができれば、上昇トレンドであろうと下降トレンドであろうと相場予想はそれほど難しくありません。

たた、トレンドは天井や底をチェックしたところで始まるものの、時には「ダマし」である場合もあります。

しかしトレンドに乗る際は、そういったダマしをはじめから覚悟のうえで、トレンドに沿った位置からポジションを持つことになります。

これはトレンドに乗ったときに、その何十倍もの収益を狙うことができるからです。

レンジ相場

レンジ相場は「もみ合い相場」「保ち合い相場」とも呼ばれ、特定の領域内で上下に移動するため、売りと買いの水準を容易に想定できます。

したがって、レンジ相場は着実に利益を蓄積するのに持ってこいの狩猟場だと言えます。

たとえばスキャルピングにおいて、取引している通貨ペアの過去のレンジを念頭に置いておくと、利益獲得のタイミングとしていわゆる「感」を把握しやすくなります。

スキャルピングとは?
スキャルピングは、FXのトレードスタイルの中でも取引時間が最も短い手法。数秒~数分で取引を完了させ、回数をこなすことで利益を積み上げていく手法。(他にもデイトレード、スウィングトレード、長期トレードがある)

レンジ相場は特にデイトレーダーにお勧めです。

レンジ相場は特に日中に突入する傾向がありますので、レンジの上限と下限で繰り返し売買することでお金を稼ぐことができるからです。

これがまさにデイトレードの起源とも言えますね。

レンジ相場(もみ合い相場)が始まる時は、トレンドが終了して次のトレンドが開始するとき、またはトレンドの途中における時間調整がはじまったときによく見られます。

レンジ相場の基本的な攻め方としては、レンジの上限の前で売り、下限でリバウンドしたときに買い、または下限でリバウンドのときに買い、上限でリバウンドしたときに売る…、これを繰り返すことです。

特別にこれと言って相場予想の感覚は不要であり、損切り(ロスカット)のみを機械的にきちんと守ることで利益を増やすことができます。

また、レンジを超えた際に(レンジブレイク)、上昇する勢いが十分にあるようであれば、順張りでそのまま上昇トレンドに乗っかることも可能になります。

レンジブレイクは時折かなり大きい利益を生み出すこともありますので、このレンジブレイクは気逃さないようにしましょう。

トレンド相場でチャネルを狙って稼ぐには?

トレンド相場でレンジが形成されることもあります。

これはチャネルと呼ばれ、2本の平行した支持線と抵抗線の間の領域を指します。

このチャネルを狙って稼ぐには、たとえば上昇チャネルの場合、チャネルの上限で利確(利食い・利益確定)をしながら、下限で再び買いを入れるトレードを繰り返します。

レンジ相場とトレンド相場の両方のメリットを最大限に活用することで、効率も最大限にして利益を得ることができるのです。

そしてレンジ相場にもトレンド相場にもダマしを恐れることなく参入することにより、トレンドに誰よりも素早く乗ることができるわけです。

ただ、言うまでもなく、実際にダマしであった場合や、トレンドに乗ったことが間違いだったと気付いた場合は、すぐに損切りを行う必要がありますので注意しましょう。

稼ぐための鍵は、徹底した確実なロスカット

損切りをきちんと行えない人はまず稼げない

FX取引でお金を稼ぐことができる人は、同時にロスカットが得意な人です。

FX取引では、レバレッジを使用して元本の何倍も大きい額で取引されるため、必要証拠金が特定のレベルに達すると、ロスカットが強制的に実行されます。

そのため、損切りレベルを自分で想定して常に取引を行い、強制ロスカットが発生しないようにすることが基本なのですが、利益を伸ばすには利益幅よりも損切りの幅をいかに小さくできるかがポイントになります。

とにかく損失は小さく抑えること

FX取引の場合、取引の数に関係なく、最終的な合計資産がプラスになっていれば問題ありません。

しかしこれがなかなかに難しく、プラスに持っていくことがなかなか出来ないのも事実です。

何故ならどのような人であっても、投資を始めたばかりのころは損失を確定するのが嫌で、損切りが遅くなる傾向にあり、逆に、たとえ小さな利益だとしても取り逃したくないと考えて、利確が早くなってしまいがちだからです。

これは、相場が期待とは反対の方向に動き始めたとき、何の根拠もなく再び戻ってくるという期待感があるためです。

しかし、こういった思考を修正しない限りFXで稼ぐことはできません。

自分の予想が既に間違った方向に進んでいるのに戻るのを待つのは、むしろ戻らない確率の方が高いということになります。※とはいえ、絶対に再び戻ってこないとも言えません、

その場合は、損失を一度確定してしまい、自分の期待や予想に沿った相場になった際、改めてポジションを持つのが得策です。

合理的なロスカットのタイミングを見つける

外国為替取引は取引手数料が基本的にタダ同然であり、スプレッドのコストのみが必要であるため、損切りがしやすい取引だと言えますので、あとはあなたの意地を捨てられるかどうかです。

しかしロスカットのタイミングは、スキャルピングのように反対方向に動き始めた場合にすぐ行われると、むしろ損切りだけが行われがちになり、いわゆるロスカット貧困に陥ってしまう可能性があります。

したがってポジションを持っているときは、ある程度のノリシロを作る必要があるわけですが、そのためには適切なテクニカルポイントを見つける必要があります。※今後解説していきます。

一般的に、損切りと利確の水準はテクニカル分析以外でも実行される場合があり、これは何かが突然現れたときや(ニュースや要人発言など)、または短期的な投機資金が入ってきたときですが、基本的に相場が自分の期待に反して動き始めた場合、損失をすぐに確定するか、いわゆるドテン(途転)でその方向に切り替えることが重要になります。


さて、本日はここまでです。
続きは次回にさせて頂きます。

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必ず24時間以内に返信させて頂きますので、いつでもお気軽にどうぞ。

現役インフォプレナー「Jill」

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