こんにちは。ジルです。
私はインフォプレナーとして活動する中で、アフィリエイトの他にもう一つの収入を稼いでいます。
それは外国為替証拠金取引による利益、つまりFXによる利益なわけですが、その成果がなかなか順調に行っていますので、当ブログでは今後ネットビジネス業界の考察のみならず、FXに対する様々な考察も行っていきたいと考えています。
FXやってみたいけど、始め方がわからない…。
FXやってるけど、全然儲からない…。
このような方たちに向け私なりの考察をお届けしたいと思いますので、何卒参考にしていただければと思います。
これまでのFX考察は以下からご覧ください。
※本記事に記載しているのは、あくまで私が行ってきたFX戦略の「一部」であり、「一つの考え方」になっていますので、あくまで参考のためにご参照ください。なお、当情報の影響で万が一あなたの投資活動で損害が発生したとしても、一切責任は負いかねることをご了承ください。。
FX初心者に適した「通貨ペア」ってなに?
素人も玄人も「ドル円」が基本
一番身近に情報があり、取引量も多い「ドル円」から始めるべき理由
実際にFX(外国為替証拠金取引)を取引する際、最初に決定しなければならないのは「どの通貨ペアで取引するのか」ということです。
ニュースなどでおなじみの、日本人にいちばん親しみの深いアメリカドル(以下単にドル)、欧州統一通貨として注目度が高いユーロ、高金利が魅力の英ポンドやオーストラリアドル。
ほかにもスイスフランやカナダドル、はたまた最近話題の中国人民元。
そして、我らが日本円など、世界中には様々な通貨が存在します。
通貨と通貨の交換の場合、最初に円との交換をイメージしがちですが、外国為替証拠金取引では必ずしも円を絡ませる必要はありません。
ユーロとドルを交換することも、オーストラリアドルとニュージーランドドルを交換することもできるのです。
このようにFXではさまざまな通貨の組み合わせを検討することができますが、まず各通貨自体の特性と組み合わせの特性に従って、どの通貨ペアで取引するかを決定する必要があります。
では、初めて外国為替を取引する場合、どの通貨ペアを選択すればよいでしょうか。
それは端的に申し上げて、ドル円です。
いいえ、初心者だけでなく、これまで長期に渡りFXを行っているトレーダーにとっても、基本となるのはドル円の動きになります。
その理由は3つあります。
1:ドルが世界の主要通貨である
まず第一の理由に挙げられるのは、世界の外国為替取引はドルを中心として行われているからです。
というのも、世界中で行われている外国為替取引の90%近くがドルに関連した取引であると言われています。
米国は世界経済において中心的な役割を果たしているため、ドルは投資シーンだけでなく貿易などに関連した実需と呼ばれる取引、ならびに世界中の中央銀行の外貨準備にもドルが基本となっているのです。
ニュースや発言などもアメリカ発信のものが最も注目されており、アメリカの金融政策を決定するFOMC(連邦公開市場委員会)が世界中で注目の的となっています。
ドル以外の通貨同士のトレードシェアが低すぎるために、一度に大量のお金が取引される銀行間の市場では、ドル以外の通貨同士の取引を行う場合、いったんドルを介在させて取引されることが一般的になっているほどです。
これが一体何を意味するのでしょうか?
というところでは、ポンド円を買うといった場合に、ポンドと円を直接交換するのではなく、ポンドドルでポンド買いドル売り、ドル円でドル買い円売りという具合に分けて取引を行い、二つを掛け合わせて(ドルは売りと買いで相殺)ポンド円のレートを出すといったことです。
このような状況のため、例えばあなたがポンド円で取引したとしても、イギリスと日本という二カ国間の動きだけに注意を払うのではなく、米国で起こった材料について、ポンドドルやドル円でどのような反応が出てくるのかなどにも注意する必要があるのです。
結果として、たとえばポンド円の予測は単にドルを見るよりも複雑になる傾向にあるわけです。
2:最も身近な外貨であるため情報量が多い
続いて第二の理由は、ドル円が日本にとって最も身近でなじみ深い通貨ペアだからです。
身近だということは、言ってみればそれだけ情報量も多いということです。
貿易、投資、観光など、一般大衆が外国為替取引を行うさまざまな場面において、その取引はドル円の場合がほとんどです。
ニュースなどでさえ、ごくふつうに現在のレートを流し、自然に相場観というものが形成されます。
またドル円の動きを考えると、日本の政治経済ニュースは非常に重要な意味を持っていますが、そのようなニュースはまず日本語で流れ、英語などに翻訳されています。
ということは海外の投資家に比べて、日本にいる私たちの方がかなり有利な状況なのです。
これを活用しない手はありません。
3:取引量が多い
最後の理由は、ドル円は非常に取引量が多い通貨ペアであるということです。
日米の密接な関係もあって、ドル円はユーロドルに次いで世界で2番目に大きい流通量となっており、世界中の様々な人々と企業がドルと円の取引を行っているのです。
これが意味するのは、たとえば突然の事件があっても、動きが過熱しにくいということです。
株式市場などで時折大きなニュースがあった場合は、取引の出会いがないまま気配値だけが動くということがたまにありますが、ドル円のように世界で大量に取引されているのであれば、ちょっとしたニュースで取引ができないという状態にはなりにくく、それだけ安心して取引ができるということが言えます。
また、取引量が多いということは、ヘッジファンドのような大手投資家の注文による不当な価格変動がほとんど起きないことを意味します。
例えば株式市場の場合、株価が100円から200円程度で、出来高(取引量)もさほど多くない銘柄の場合ですと、たった数億円の資金が投じられるだけで簡単に相場が荒れたりしますし、大口トレーダーの意図する価格操作が簡単に行われたりするのです。※仕手、見せ板など。
しかしドル円のような世界的に大規模な市場となると、ちょっとやそっとの資金が投じられてもビクともしません。
小規模市場に大金を投入し市場を支配するなどの強引な取引は、他のトレーダーにとってリスクでしかありませんので、そういう意味でも流通量の多いドルと円の取引は安全だと言えます。
ユーロドルも取引しやすい通貨ペア
「ドル円以外で取引しやすい通貨ペアはなに?」と尋ねられたなら、私はユーロドルをお勧めします。
ヨーロッパの統一通貨であるユーロとドルの通貨ペアは、ドル円よりも取引量が多く、世界の取引の約30%を占めていると言われています。
ドル円で説明したように、取引量の多さは、取引をしようという人にとっては安心感をもたらします。
また、ユーロはドルの代替通貨としての役割も持っており、米国で何か材料が入った場合に、最も素直に反応しやすいと言われています。
その意味で、ユーロドル取引は比較的簡単に行えると考えられています。
反対に注意が必要なのは、ユーロ円、ポンド円、ニュージーランドドル円などの通貨ペアです。
これらはクロス円と呼ばれます。
クロス円の場合は、二カ国間の状況の変化だけでなく、ドルで何か起こった際の反応などにまで注意を払う必要があることを、十分留意して取引を行うことが必要です。
低金利である円と、基本的に高金利である外貨との組み合わせということで、長期的に外貨預金のように取引を行う際には、クロス円が中心となります。
こうした取引を行う場合には、値動きのリスクなどに十分注意するとともに、ユーロなどに比べて市場が小さい分、値動きが不安定になりやすいことなどにも注意が必要です。
さて、本日はここまでです。
続きは次回にさせて頂きます。
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現役インフォプレナー「Jill」
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