初心者向けFXの考察 vol.7 ‐ マネーマネジメントと取引ルール

↳初心者向け

こんにちは。ジルです。

私はインフォプレナーとして活動する中で、アフィリエイトの他にもう一つの収入を稼いでいます。

それは外国為替証拠金取引による利益、つまりFXによる利益なわけですが、その成果がなかなか順調に行っていますので、当ブログでは今後ネットビジネス業界の考察のみならず、FXに対する様々な考察も行っていきたいと考えています。

FXに興味はあるけどよくわからない…。
FXやってみたいけど、始め方がわからない…。
FXやってるけど、全然儲からない…。

このような方たちに向け私なりの考察をお届けしたいと思いますので、何卒参考にしていただければと思います。

これまでのFX考察は以下からご覧ください。

※本記事に記載しているのは、あくまで私が行ってきたFX戦略の「一部」であり、「一つの考え方」になっていますので、あくまで参考のためにご参照ください。なお、当情報の影響で万が一あなたの投資活動で損害が発生したとしても、一切責任は負いかねることをご了承ください。。

FXで稼ぐための基本的な姿勢

資金管理能力をつけて損失を最小限に食い止める

勝率が高くても、たった一度の負けで全てを失うかもしれない

続いては、「マネーマネジメント」についてです。

日本語に直すと「資金管理」という意味で、投資した資金に対して「取引金額がどの程度あって、どういった値動きでどれぐらいの損失が出る可能性があるのか?」といった、リスクについてのコントロールをきちんと行うことが大切ということです。

為替や取引に対する知識があって、分析能力が高ければそれで儲かるのかというと、意外とそうでもありません。

次の瞬間、何が起こるかわからないのが相場というもの。

どれだけ分析能力を高めたところで、未来を100%予測することは不可能です。

自分の分析が外れた時に損失を小さく抑えることができないと、一度の負けでそれまでの勝ち分を吹き飛ばしてしまうことにもなりかねません。

相場の世界では100%儲かるということはありえません。

どんな天才ディーラーも損をすることはあります。

かと言って損を恐れてポジションを小さくしていては、大きな収益を得るこのとはできません。

このマネーマネジメントを行っていく上で最も重要になるのが「取引において負けることがあるのは当然」ということをきちんと認識することです。

もちろん評価損が出てもじっと耐えて儲かるまで待っていれば、勝率が9割を超える取引をすることは可能です。

うまくいけば当面の間なら勝率10割だって可能かもしれません。

しかし評価損が想定外の大きさまで膨らんでしまい、一度で今までの儲けを吹き飛ばしてしまったという例もよくあります。

株式投資のように投資金額と取引金額がイコールであれば、最悪でも投資金額がゼロになるだけですみます。

でも、外国為替証拠金取引は最初の投資金額以上の取引額(ポジション)を持つことができますから、そのポジションから発生する損失は、元の投資金額を簡単に上回ってしまいます。

評価損だからといっていつまでも耐え続けるというわけにはいかないのです。

それよりも、「たまに負けることがあるのは当然」と考えて、1回当たりの負けを少なくしていくことが必要です。

9勝1敗で負けた時の損失が大きいよりも、5勝5敗でも1回の負けが小さい方が、FX投資をずっと続けていった場合、儲けが残っている可能性が格段に高くなるのです。

メンタル面で不安な人は最初に取引のルールを定めて、必ず守る

リスクコントロールを考えるにあたっては、メンタル、投資心理面もきちんと意識することが必要です。

取引を行っていく中で、興奮して、後から考えるとなぜそんな取引を行ったのかわからないまま負けてしまったということをよく耳にします。

どんなに素晴らしい分析能力を持っていても、平常心でなければその能力を発揮することはできません。

しかし、負けが込んでくると、「興奮するな」と言われてもそれは無理というものです。

平常心で臨むことが大切なのはわかっていても、実際に行うのはなかなか難しいのです。

ただ、興奮してどんどん取引を行っても、なかなか儲からないのも事実です。

また実際に負けが込み出すと、儲かりそうな材料はたとえどんな小さなことでも大きな材料に見え、悪い材料は、どれだけ大きくても耳をふさいでしまいがちになります。

これでは、どんどん損が膨らんでいってしまいます。

こうした状況を打開し、最終的に収益を残すには、メンタル的な自分の特性をきちんと把握し、それに対処することです。

いちばん簡単かつ効果的な方法は、最初にルールを定めておくということです。

例えば、

評価損失をどうしても決済できず、1回の取引で大きな損を出してしまうという人ならば、最初に絶対的なストップ水準を決めておき、たとえどんな理由があろうとそれを崩さない
損が出始めると、取り返すためにどんどん取引を行ってしまうという人ならば、1日の取引回数を制限して、何があってもこれを超えない

というように、最初に自分なりのルールを定めてそれを守るようにすると、興奮した状態で取引を続けることを避けられます。

もちろん、ルールを定めたことで損を確定させてしまい、結果的にはそのまま続けた方がよかったということもあるでしょう。

しかしいったん損が出ても、それを取り返すチャンスはその後いくらでもあります。

それよりも、平常心でない状態で取引を続けて、取り返しのつかないほど大きな損をする可能性を排除していくことの方が絶対に大切です。

取引におけるリスクを把握するだけでなく、心理面も念頭において、取引全てをコントロールしていく…。

最終的に収益を残している投資家は、こうした能力に優れた人たちであることがほとんどです。

「為替や取引に関する知識」が豊富で、「分析能力」が高く、「リスクコントロール」もできるという投資家にぜひなってください。

ただし何もヒントがなければ、頭に入れなければいけないことが多すぎてパンクしてしまいます。

次回以降ではこうした三つのポイントについて、どういうところが重要になってくるのかより詳しく実践的に説明していきます。

「資金管理能力」に欠かせない要素とポイントのまとめ
マネーマネジメント
1:投資資金と取引金額の関係をしっかりチェックする
2:値動きによって、投資資金にどの程度の損益が発生するかを把握する
3:自分の収益目標とリスクの関係を理解する
4:損失を抑えて、最終的に収益を残す
リスクコントロール
1:勝率10割などありえない。時には負けることも当然だと考える
2:負けた時にいかにして損失を抑えるかが肝心
3:評価損をズルズルと引きずっているようではダメ
ルール
1:事前の準備をして、万が一負けが込んでも落ち着いて対処する
2:平常心が保たれていない精神状態での判断は危険と見なす
3:決めたルールを守り続けることが結果的に収益を生み出す

何が起こるかわからない…それが相場です。そのためにも、「メンタル面」を磨かなくては儲けは生み出せません。


さて、本日はここまでです。
続きは次回にさせて頂きます。

最後になりますが、当ブログに関するお問い合わせは、サイドバーに設置したメールリンクからお願い致します。

必ず24時間以内に返信させて頂きますので、いつでもお気軽にどうぞ。

現役インフォプレナー「Jill」

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