初心者向けFXの考察 vol.4 ‐ 取引業者を選択する際の注意点

↳初心者向け

こんにちは。ジルです。

私はインフォプレナーとして活動する中で、アフィリエイトの他にもう一つの収入を稼いでいます。

それは外国為替証拠金取引による利益、つまりFXによる利益なわけですが、その成果がなかなか順調に行っていますので、当ブログでは今後ネットビジネス業界の考察のみならず、FXに対する様々な考察も行っていきたいと考えています。

FXに興味はあるけどよくわからない…。
FXやってみたいけど、始め方がわからない…。
FXやってるけど、全然儲からない…。

このような方たちに向け私なりの考察をお届けしたいと思いますので、何卒参考にしていただければと思います。

これまでのFX考察は以下からご覧ください。

※本記事に記載しているのは、あくまで私が行ってきたFX戦略の「一部」であり、「一つの考え方」になっていますので、あくまで参考のためにご参照ください。なお、当情報の影響で万が一あなたの投資活動で損害が発生したとしても、一切責任は負いかねることをご了承ください。。

JillのFX考察

取引業者を選択する際の注意点

会社が金融庁に正しく登録されているかどうかを確認する

2005年7月に施行された改正金融先物取引法の下、FXの取引業者が金融庁の登録制になるまでは規制する法律がなかったこともあり、300以上の業者が乱立していました。

その結果、一部の取引業者が不正行為をしたり、強引な勧誘で口座開設を余儀なくされた人が多発するなど、多くの問題がありました。

これらの問題は業界全体の信用度を低下させ、一般の投資家たちからは「FXは信用できない取引である」と考えられていました。

しかし法律の施行により、そのような悪質な業者や財務上脆弱な取引業者が排除された事で、投資家たちとってかなり安心できる環境が出来上がりました。

ただそれでも、取引業者を選択することは非常に重要なポイントです。

では取引業者を選ぶとき、私たちは何に注意すべきなのでしょうか?

第一に、当然のことではありますがこの法律改正に従って金融庁にきちんと登録された業者を選ぶべきです。

金融庁に登録されると、登録番号は会社のWebサイトなどに記載されているはずです。

そのような表記がきちんとあるのかどうか確認しましょう。

また、この法改正は2005年2月の時点で急ピッチで行われていたため、登録の受理だけを得て終了し、審査待ちの取引業者も多数ありました。

このような取引業者も順次登録が済んでいっていますが、審査待ちであっても営業は可能です。

ただし、登録要件がクリアされない限り基本的に受理自体が行われないため、受理が完了している取引業者の場合はそれほど注意する必要はありません。

登録の受理すらしてもらえない業者、登録自体をする気のない業者は、本来営業ができません。

しかし、裏でこっそり営業をしている可能性があります。

そうしたところと取引をするとトラブルのもとですので絶対にやめましょう。

信託分離をしている業者は安全?

しかし、金融庁に登録されている取引業者ならどこでもいいというわけではありません。

「手数料」、「証拠金額」、「システムの使いやすさ」、「情報の豊富さ」などの内容は、取引業者によって大きく異なるからです。

ネットには比較サイトもありますので、情報を集めましょう。

その中でまず最初に確認したいのは「信用リスク」です。

たとえ最低資本金や自己資本比率などをクリアしていたとしても、ほとんどの会社が銀行と比較すると財政的に脆弱なものになっていますので、財務情報などのIR情報が適切に開示されているか、またその健全性を確認するべきです。

また「信託分離」を行っている業者はさらに安全性が高いと言えます。

といいますのも、顧客から預かった資金を信託銀行に分離して保管することにより、一般的な債券や債務から分離され、万が一取引業者の破産が発生したとしても顧客に返却することができるからです。

この信託分離保管はコストが結構かかるので全ての業者が採用しているわけではありませんが、結果として、だからこそこうした顧客保護への取り組みに力を入れている取引業者には好感が持てますし、信頼性が高いといえるわけです。

従って万が一の時の備えという意味でも、この点は取引業者を選ぶ際の大きなポイントになります。

次は商品の内容です。

・取引手数料はいくらか?
・最低取引金額はいくらか?
・取引に必要な証拠金はいくらか?
・入出金はスムーズか?

これらすべてを確認しましょう。

手数料などは安いに越したことはないものの、それのみで取引業者を選択するのは危険です。

為替情報や企業としての安定性などの付加価値があるのであれば、比較的高い料金を支払う価値があるかもしれませんし、もちろん、手数料が安いから情報や安定性が低いというわけでもないからです。

また長期的にポジションを維持する長期保有のスタイルで取引を行いたい場合は、スワップポイントの水準もチェックする必要があります

最後の大きなポイントは「システムの使いやすさ」です。

株の世界において、2005年12月8日に新規上場したジェイコム(現・ライク)の株式取引をめぐり、みずほ証券(旧法人)が誤注文し、株式市場を混乱させた事件が起こりましたが、間違って注文すると完全に自己責任になってしまいます。

とはいえチェックすることが多すぎても、激しい値動きの中で取引する場合は不便ですので、できるだけシンプルで簡単な取引システムを選択すると良いと思います。

取引業者によっては仮想取引(デモ取引)のための場を提供しているところもありますので、それらを使用してシステムの使いやすさをテストすることをお勧めします。

取引業者を選ぶポイント
●会社概要
‐金融庁に登録しているか?
‐「信託分離」などの顧客保護はされているか?
‐リスクについて詳しく解説されているか?
●商品内容
‐手数料と必要証拠金額はいくらか?
‐取引可能な通貨ペアは?
●サービス内容
‐問い合わせやサポート内容は充実しているか?
‐IR情報は正しく開示されているか?
●取引システム
‐シンプルで使いやすい取引システムを提供しているか。

口座開設手続きはパソコンから簡単に行える

資料の請求から口座開設までの手続きは?

デモ取引によって取引システムに慣れるたら取引業者を絞り込み、口座の開設を進めます。

この作業はすべてPC上で実行できます。

各社のWebサイトでは、書類を請求して口座を開設するためのフォームがありますので、指示に従って口座開設を進めてください。

口座を開設する前に、利用規約に同意し、リスクを確認するように求められます。

万が一何かあった場合に基準となる約款については、面倒でも一度目を通して読んでおきましょう。

約款は、将来的な変更に照らして抽象化されるかもしれませんが、疑問点がなくなるまでよく確認しましょう。

また、FX(外国為替証拠金取引)は利用方法によってハイリスク、ハイリターンの投資であるため、リスク確認の項目も重要です。

トレードにおける価格変動のリスクや取引業者の倒産リスクの他にも、トレーディングシステムの停止などの技術的リスクなど様々なリスク項目がありますので、しっかり把握しましょう。

利用規約を確認した後、次のステップは口座開設フォームに個人情報を記入します。

口座開設フォームに添付されているアンケートは、口座審査に関する重要事項ですので正しく記入してください。

口座開設フォームを送信すると、取引業者のガイドに従って身分証明書を送付します。

口座開設審査を通過すれば、指定銀行口座が通知されます。

そこに入金を行うと口座開設のための手順は完了になりますので、これで本物の取引を始めることができます。

取引記録の確認

実際の取引を開始した際に大切なのは、損益の管理です。

安定して収益を上げていくためには取引における損益をきちんと管理し、損失が出た場合はきちんと理由を分析して、次回以降に備えていく必要があるからです。

PCを使った取引であれば、このような作業は非常に簡単に行えます。

PCによる取引ではすべての取引の記録を画面上で確認でき、過去の記録に加えて、現在保有しているポジションの現在の評価損益の一覧、および現在のポジションの損失の一覧まで一目でわかります。

損失が拡大することを確認するのは嫌ですが、できるだけ綿密にチェックして、損失の割合を管理してください。

自分の投資スタイルを検討し、将来の取引の勝率を上げ、過去の取引記録を確認し、そして過去の取引における損益の理由を適切に分析して、損失を繰り返さないように着実に努力する必要があります。


さて、本日はここまでです。
続きは次回にさせて頂きます。

最後になりますが、当ブログに関するお問い合わせは、サイドバーに設置したメールリンクからお願い致します。

必ず24時間以内に返信させて頂きますので、いつでもお気軽にどうぞ。

現役インフォプレナー「Jill」

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