こんにちは。ジルです。
さて本記事では、アフィリエイターを始めとしたサイトやブログを運営する全ての人を対象に、私がこれまでに行い効果のあった集客方法、アクセスアップ方法等を綴っていきたいと思います。
これまでの解説は以下からご覧ください。
※本記事に記載しているのは、あくまで私が行ってきた集客・アクセスアップ方法の「一部」であり、「一つの考え方」になっています。
レイアウト(デザイン)の極意
トップページは表紙にしない
自己満足な表紙は訪問者にとっては邪魔
表紙というのは、文字どおり本の表紙のように、画像や動画を使ってイメージを伝えようとしているページのことです。
本の場合は効果的かもしれませんが、ホームページのトップページは表紙でなく、一番よく使うメニューが置いてあるページにしたほうがいいです。
表紙になっているトップページは、基本的に訪問者にとって邪魔なことが多いからです。
とくに急いでコンテンツを見たい人や、通信速度の遅い環境で見ている人は、表紙を見た瞬間ブラウザの「戻る」を押す可能性もあります。
何度も訪れる常連にとっては邪魔なだけのものです。
見た目はきれいかもしれませんが、アクセス増加にとってはあまり意味のあるものではありません。
トップページには必要最低限の情報を置けば十分です。※当ブログもブログタイトルを画像化しているだけになっています。
イメージではなくコンテンツで勝負しましょう。
カウンター機能は必要か?
表紙を設けることでカウンター数を(ほぼ)正確に計測できるという考えもありますが、常連で「お気に入り」に登録している人やリンクを張る人は、表紙のページをいちいち通るのは面倒なので、表紙でなくメニューのあるページに直接張ることが多く、実際は正確なカウントは期待できません。
トップページは「index.html」に
また、トップページのファイル名は必ず「index.html」もしくは「index.htm」にしましょう。
これらはファイル名を省略した場合に読み込まれるファイルです。
紹介するときなどURLを短くすることができます。
制作者名・管理者名はできるだけ日本語で
また、ホームページの制作者名もしくは管理者名は日本語のほうがいいでしょう。
当然ですが 日本語のホームページを見る人の多くは日本人です。
英語やその他の言語より公用語の日本語のほうが使い慣れており、親しみを感じやすくなります。※私のペンネームは「Jill」ですが、記事中には「ジル」としています。
名前にもよりますが、苗字+名前が一番親しみやすく感じます。
本名を載せたくなければちょっと変えても問題はありません(芸名と同じ)。
ただし俳優の名前や有名人の名前、単純な名前はかえって逆効果になってしまう場合もあります。
また、英字であってもなるべく読みやすく発音しやすい名前のほうがいいでしょう。
トップベージに余計なものはいっさい置かない
訪問者にとって必要な情報を絞り込む
トップページに余計な文章や画像や動画があると、それだけで自己満足ホームページだと思って訪問者は敬遠します。
必要な情報をぎりぎりまで絞り込むことで、訪問者のメリットを第一に考えているという姿勢が自然と伝わり、好感が持てます。
トップページはそのホームページの中心であり顔です。
とくに規模が大きいホームページの場合は、ただ単にサブページに誘導するメニュー以上の役割を担うページとなります。
そこで以下にトップページに絶対必要な要素をまとめてみました。
これら以外のものを置く場合は、本当に訪問者にとって必要な情報かどうか、「余計」なものでないか噌味してみてください。
基本的に画像となると思います。グラフィック系サイトでない場合はこれが一番大きい画像となることもあります。タイトルはサイトの印象づけにとってかなり重大なものですのでじっくり時間をかけて作ることをおすすめします。他のサイトと差別化を図るのも重要です。最近、企業系サイトでは小さめなタイトルをページ左上に配置することが多いですが、トップページのタイトルは印象づける効果があるためやや大きめなほうがいいでしょう。
よく画像でメニューを作っているものがありますが、画像の場合は表示するまでに時間がかかるため、訪問者は待たなくてはいけません。画像を使う際はなるべく軽い画像でALT属性をきちんと明記して、並べてテキストのリンクも置いておくといいでしょう。またアイコン+テキストなどもいいですが、詳しくは後述しますのでこのまま読み進めてください。
コンテンツがたくさんあるサイトやわかりにくいコンテンツを扱うサイトの場合は、そのコンテンツの簡単な概要などを表示しておくと親切です。
情報系サイトでニュースを扱う場合は、ニュースの題名かダイジェスト版を置いておくといいでしよう。この辺も詳細は後述しますので参考にしてください。
あまり置くものがなくて空白がたくさんある場合はトップページに置いてもいいでしょう。
また、トップページの縦のサイズは長くならないようにしましょう。17インチのモニターを基準にして、ブラウザ1画面に収まるくらいの大きさがベストです。どうしても収 まらないという場合でも、せめて1スクロール(ブラウザ2画面分)くらいに収まればいいでしょう。感想を聞くフォームなどをトップページに載せているサイトがありますが、どうしてもトップページに置かなくてはいけないものでもないので、できれば別のページに設けたほうがいいです。
NGタイトル
タイトルは一度決めたら変更しない
改めて言うまでもなく、アクセスアップのためのホームページ設計で一番重要なのがタイトルの決定です。
トップページのメインにもなります。
タイトルは一度決めたら二度と変えられないものと考えてください。
ページのレイアウトなどはリニューアルすることで変更が可能ですが、ホームへージのタイトルを変更するとなると、検索エンジンやリンクしてもらっているホームページへの連絡に手間がかかるうえ、せっかくの常連が離れてしまう可能性があります。
タイトルの決定にはかなり早い段階からいろいろと考えておいたほうがいいでしょう。
そこでまずは悪いタイトル例を以下に挙げます。
なぜ悪いのかを考えることで、良いタイトルとは何かを探るきっかけとしてください。
これが一番悪い例です。○○には名前、例えば「太郎」などが入ったりしますが、同じようなタイトルのホームページは腐るほどあります。たくさんあるということは個性がないと思われます。個性のないホームページを見たい人が果たしているでしようか?また、検索エンジンやリンク集でタイトルを見つけても、内容が一目でわかりません。一目でわからないものは無視する、というのが多くの訪問者の心理です。もちろんクリックされる率は限りなくゼロ。Myホームページなども同様です。どうしても付けたい場合は一工夫必要です。たとえば「平成の資格王:中村一樹のホームページ」などはうまい例です。
○○には固有名詞が入ったりします。例えば「パソコンのホームページ」や「料理
のページ」などです。内容はなんとなくわかるのですが、やはり類似のホームページが多いためインパクトが薄く、訪問者の興味を引きにくいでしょう。
アクセス向上の分野でもタイトルについてはかなり研究されていて、いろんな人が「内容がわかるようなタイトル」を推奨しています。そのためタイトルを短文形式にしているホームページも最近では多く見かけます。内容がわかりやすいのはいいのですが、注意点としてタイトルに「と」などを入れると奇妙な現象が発生します。一部の検索エンジンは頭が良すぎて「と」をANDの条件として検索をします。その結果、例えば「赤と青」のタイトルでも「赤」と「青」が含まれるタイトルがすべて表示されてしまいます。このようにタイトルに接続詞を含む場合はきちんと検索が行われるか事前にチェックしておいたほうがいいでしょう。
○○と△△のあいだに半角スペースが入ったタイトルです。タイトルに英字を使っている場合で2単語以上の場合などがこのタイプとなります。この場合もAND検索になってしまいます。これらもきちんと検索が行われるか事前にチェックしておいたほうがいいでしょう。
良いタイトルの方程式
よいタイトルの条件は「インパクト・内容」
実際には前項の悪いタイトルの例に当てはまらなければ問題ありませんが、ライバルホームへージがとくに多い場合などはタイトルで差をつけておいたほうが、将来的に優位になります。
たとえば○○.com。
ドットコムドメインでなくてもよいのですが、ドメインをそのままタイトルにしているとそれだけでインパクトを与えることができます。
ドメインには英語と一部の記号しか使えませんが(現在は日本語ドメインも使えます)、タイトルは漢字で書いていても、読んでドメインのスペルを推測することができれば問題はありません。
例えば「あいう.com」は「aiu.com」と推測することができます。
ただ問題なのはローマ字だと同じ音でも複数の表記の方法があるということです。
例えば「か」は「ka」とも「ca」とも書けますし、「ちや」だと「cha」「cya」「tya」などあります。
そのような文字(音)を使う場合は注意が必要です。
また、英語として一般に認知されているような単語、例えば「ブック(本)」=「BOOK」などは使ってもかまいませんが、覚えてもらおうとするならば、あまり認知度の低いような英単語は使わないほうがいいでしよう。
常連を付けるには何度も来てもらわないといけません。
コンテンツも重要ですが、タイトルのインパクトが薄いと忘れてしまう可能性がありますし、検索エンジンやリンク集で見つけてもクリックしてもらえない可能性があります。
同テーマの他のサイトと差別化を図るようなタイトルがいいでしよう。
内容が一目でわかる
一部の検索エンジンやブラウザのブックマークなどには、ホームページのタイトルしか表示されません。
せっかくブックマークに登録してもらっても、来てもらわなければ意味がありませんので、タイトルからホームページの内容がすぐに連想できるようなタイトルにしておくといいでしょう。
ホームページの概要を載せる
3秒では読み切れないので、直接的なアクセスアップにはつながらないかもしれませんが、リンク集やマスコミなどで紹介してもらいやすい、という2次的なメリットがあります。
直接の訪問者でなく紹介者向け
大規模なホームページや同テーマの多いページは言うまでもありませんが、個人ホームページでも積極的に掲載しておいたほうがよいのが概要です。
これは一般的な訪問者に対する配慮ではなく、むしろ他ページの運営者や記者などに対するもので、膨大なリンク集や紹介記事を作っている人にとっては涙が出るほどありがたいものです。
というのもリンク集を作るうえで面倒なのが、中身を見るのに時間がかかるということと、同テーマのたくさんのページの特徴を1つ1つ書き分けるということです。
例えばCG系サイトを10個ランダムに選び、そこから紹介文付きのリンク集を作るという課題があるとしたら、かなり面倒でしょう。
サイトの概要をあらかじめまとめて作っておくことで、その人たちや雑誌の編集者などには喜ばれるし、数を絞らなければいけないときには、内容のよしあしよりも概要があるほうを優先的に採用しないとも限りません。
そこで、以下に喜ばれる概要の書き方を掲載しておきます。
・できるだけトップページに掲載する
・紹介してほしいポイントを必ず入れる
・掲示板やチャットなどは差別化とならないので不要
・箇条書き風ではなく、紹介文っぽく、雑誌の記事風にするとGood
・概要の長さは200字以内を目安に
情報量で関心を引く
いろいろな好奇心を持っている訪問者にー目見て興味を持ってもらえるように、たくさんの情報を詰め込むという方法もあります。
「派手」ではなく「あざやか」に
トップページはいわばあなたのホームページの「顔」ですので、あざやかに作って印象を高め、覚えてもらいましよう。
ただしこの「あざやかに」というのは、派手という意味ではありません。
画像を多用して重たいページにしろと言っているわけでもありませんし、アニメを多用したり文字を移動させたりしろということでもありません。
あくまで「あざやかに」です。
では、あざやかとはどういうことでしょうか?
これはいろいろなホームページを回って研究するしか手がないかもしれませんが、よくある手法として、いろいろな情報を詰め込むとあざやかになってきます(もちろん関係のない情報は無意味です)。
あざやかにするだけの情報が無い…という方は、実際に見るべきコンテンツの種類や量が少ないのかもしれません。
「顔」を見ただけで中身がないことが伝わってしまっては、元も子もありません。
トップページに凝る前にコンテンツを再考する必要があります。
さて、本日はここまでです。
続きは次回にさせて頂きます。
最後になりますが、当ブログに関するお問い合わせは、サイドバーに設置したメールリンクからお願い致します。
必ず24時間以内に返信させて頂きますので、いつでもお気軽にどうぞ。
現役インフォプレナー「Jill」
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