こんにちは。ジルです。
さて本記事では、アフィリエイターを始めとしたサイトやブログを運営する全ての人を対象に、私がこれまでに行い効果のあった集客方法、アクセスアップ方法等を綴っていきたいと思います。
これまでの解説は以下からご覧ください。
※本記事に記載しているのは、あくまで私が行ってきた集客・アクセスアップ方法の「一部」であり、「一つの考え方」になっています。
SEO 集客 アクセスアップの考察
通信販売ホームページのメリットに学ぶ
まずはデメリットを知る
ここでは通信販売ホームページを例にとって、ホームページのメリットをどう打ち出すかを考えてみます。
通販ページはほとんどの方がご存じだとは思いますが、インターネット経由で注文を取って代金を徴収し、郵送や宅配便で品物を送るページです(楽天やAmazonなど)。
基本的に通販ページでは、商品が手元に届くまでに時間がかかり、送料がかかり、振込手数料や代金引換手数料がかかり、これらの負担が購買者である訪問者にとってデメリットになります。
ネット通販を商売として成り立たせるためには、これらの負担がかかっても買いたい商品が揃えられているかが決め手になります。
つまり、それだけ強烈な「メリット」を提示し、デメリットを凌駕する商品価値を打ち出さなくてはいけません。
近所のスーパーや商店、量販店などで簡単に買えるものを、わざわざネット通販で買う人はそうはいないのです。
デメリットを上回るメリットを考える
そうしたリアル店舗に比べて不利な条件を考慮したうえで、通販ページでのメリットの出し方ですが、誰でも思いつくのが近所では手に入らない商品を扱うとか、生活必需品を安価で売るといった方法です。
ただ、単価の安い商品を低価格で売るのは、いろいろとネックがあるのも事実です。
通常500円で売られている品を値引きして200円で売ったとしても、ネットで購入したら送料と代引き手数料で結局は1000円前後の負担になってしまうからです。
このような厳しい条件のもとでありながら、ネット通販で比較的成功しているのが「産地限定商品直送」(産直)です。
産直の食品だと、その産地にしかない商品を新鮮なうちに直送してくれるという事で、ネット通販のデメリットを完全にメリットとして転化できます。
つまり、宅配便で送るのは、リアル店舗の中卸を使った通常の仕入れルートに比べればはるかに速いですし、送料がかかっても流通コストほどはかかりません。
それでいて品物自体に「珍しい+新鮮」という付加価値がついてくると来れば、代引き手数料を払っても手に入れたい人はたくさんいるはずです。
従って都会にしかない商品、反対に地方にしかない商品という要素は、ネット通販でメリットとして生かせる可能性があると言えます。
もう一つの具体例として、雑誌のバックナンバー販売があります。
一般の書店では在庫スペースの都合で、定期的に新刊が店頭に並べられて古いものと入れ替えられるため、バックナンバー(以前の号)は手に入りにくいのが実情です。
その点インターネットでは、簡単に古い号の本が手に入ります。
実際には定価500円の雑誌が、送料・代引き手数料のせいで1000円程度になりますが、特定の分野に特化した「専門雑誌」の場合は、それぐらいの負担をしても欲しい場合が多々あるのです。
このようにネット通販だからできる販売システムもありますし、そのことがそのまま訪問者のニーズ、すなわちメリットになっている場合もあります。
インターネット特有のメリットを生かす
ネット通販ページの大きなメリットとしてほかには、
「広告宣伝コストが安い」
「人件費がいらない」
といったものがあります。
ホームページ一つで商売が可能で、一般店舗に比べて販売コストがかなり削減できますので、思い切って販売価格で勝負することも可能です。
ただし、安かろう悪かろうというイメージを与えることは禁物です。
このように、ネット通販ページはデメリットもありますが、リアル店舗とは違うからこそ存在する利点を大いに活用する事によって、訪問者にメリットを与えることが可能です。
また通販とは違いますが、インターネットの情報の広域性を生かした同窓会のホームページ、人探しのホームページ、全国を対象にした求人ページなど、インターネットだから安価に可能で、しかも効果のあるページを作成することができ、訪問者にとってメリットを与えることが出来ます。
「無料」が売りのホームページに学ぶ
訪問者のメリットがわかりやすい例として、「コンテンツの無料配布」というものがあります。
例えばネットビジネス関連のサイトでいえば、ビジネスノウハウを収録した無料レポート、素材提供サイトなら画像や音楽のフリー素材などです。
これらはもう見ただけでお分かりになるかと思いますが、「無料」という事が訪問者にとって最大のメリットです。
数十年前までは数えるほどしか無かった「コンテンツの無料配布」ですが、最近はどこのサイトでもよく見るようになりました。
潜在的な需要が大きいことの現れです。
しかし、その事もあって最近は、「ネットは無料で当たり前」といった風潮が出てきていますので、ありきたりなものを無料にしても、訪問者にとっては「今さら」という感じがして、メリットとして感じてもらえない場合もあります。
その時は「何を」無料にするか、というところであなたなりの工夫が必要になります。
個人ホームページのメリットをどう打ち出すか
自分自身の魅力もメリットになる
これまで主に商用ホームページを例にして、訪問者にとってのメリットとは何かを考える方法を見てきましたが、基本は個人ホームページでも同じです。
個人ホームページでも訪問者に何らかのメリットがない場合は、絶対にアクセスアップは見込めません。
開設している人だと、趣味紹介や自己紹介が主なコンテンツだという場合が多いと思います。
この場合は、最初のうちは訪問者が友人や家族など「知人」に限定されるために、まずはリピート率を高めるようなメリットを打ち出す努力が必要になります。
1つの例としては、あなた自身と直接交流できることをメリットにしてしまうという事も、方法の一つとしては考えられます。
と言いますのは、個人ホームページの場合は一般に訪問者と管理人の交流がメインになることが多いからです。
そこで、あのホームページの管理人に会いに行きたいと訪問者が思ったとしたら、それはもう、立派なメリットになります。
趣味の情報更新をメリットにする
趣味のホームページを作っている場合は、訪問者としては同じような趣味を持っている人が想定されます。
その場合はコンテンツを充実させ、しかも定期的に更新することが訪問者にとってのメリットになります。
その場合、同じ趣味を持つ人が知らないことまで詳しく調べたり、新しい情報をいち早く得て知らせるといったことが必要になります。
いずれにしても、自分のホームページのアクセスアップを本気で考えている人は、訪問者に対して「自分ができる範囲で何をメリットとして提供できるか」、まずはそれを徹底的に考え抜く必要があります。
さて、本日はここまでです。
続きは次回にさせて頂きます。
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現役インフォプレナー「Jill」
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