中倉毅 物販のお金の流れを見える化するオンライン教材の考察

■情報商材の考察

こんにちは。ジルです。

本日は中倉毅氏による物販のお金の流れを見える化するオンライン教材に対し、独自の視点で考察を発信していきたいと思います。

今後の参考にしていただければ幸いです。

中倉毅 物販のお金の流れを見える化するオンライン教材 特商法
販売者名 浅山佳映子 中倉毅
住所 〒640-8451 和歌山市中701−80
電話番号 073-460-1318
メールアドレス info@1banbo4.com
販売URL https://atmung30.com/fund
販売価格 29,800円
返品・不良品について 教材をすべて視聴した上で、特典でプレゼントする「中倉毅の個人コンサル」を受けても、全く物販のお金の流れが把握できなかった場合、購入から3か月後、7日以内にメールで返金申請をしていただければ、全額返金します。
各プログラムごとのキャンセル規定をご確認ください。
表現、及び商品に関する注意書き 本商品に示された表現や再現性には個人差があり、
必ずしも利益や効果を保証したものではございません。

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中倉毅 物販のお金の流れを見える化するオンライン教材の評価

物販のお金の流れを見える化するオンライン教材の概要

え~私的に、自ら手掛けるビジネスの収支内訳を把握・管理できていない人は、そもそもその人は商売人として不適格だと思っています。

簡単に言えば、お金の管理が下手で、上手にお金を使えない人は商売に向いていないという事ですね。

従って、「そのビジネスの原価率はどうか、利益率はどうか、営業利益、経常利益、そして純利益はどうなっているのか…」、これらの事を常に把握・管理しておく能力が無い人は、商売を始める前にまずそうした収支内訳の管理能力を身に付ける必要があるのです。

これはいかなる商売やビジネスでも言えることですが、自社に十分な純利益を残すには営業利益の何%までを必要経費として許容する事ができるのか、逆に何%以上を経費に回してしまえば純利益が残らないのか、そして実際に、それら自社の資本はどのような経費に回されたのか…、こうした財政をきちんと把握し、管理する能力が無ければ、自社に純利益を残す為の効率的な判断が下せなくなり、結果として営業利益に対する純利益が著しく低いか、あるいは赤字を計上してしまう危険性があるからです。

要するに資金繰り…、「お金を残す為の上手なお金の使い方」ですね。

自社(自分)の資金の使い方を誤ってしまえば、十分な営業利益があるにも関わらずマイナスの結果になる可能性が出てくるわけです。

従ってビジネスを手掛けるからには、まず自社の収支内訳をしっかりと把握し、そして効率的な資金繰りを行う財政管理能力を身に付けるべきであり、この能力が無いなら商売人として不適切だと言えるのです。

それが企業ではなく、個人の場合なら尚更です。

企業の場合は財政顧問としての社員を雇うか、又は経営コンサルタントを雇えば済む話ですが、個人として活動している場合は営業活動の他に自分で財政管理も同時に行う必要があるからです。

このように、最低限の資金繰り能力を求められるのが世の中の商売人なわけですが、本日取り上げる中倉毅氏の物販のお金の流れを見える化するオンライン教材は、「十分な利益が出ているのに資産が残らない」という方を対象に、お金の流れを理解しながら上がった利益を守る方法を公開している模様です。

つまり「お金の上手な管理と使い方を教えますよ!」としているのが、お金の流れを見える化するオンライン教材だという事です。

その際に提供してくれるのは、「お金を見える化する魔法のシート」というものでした。

このエクセルシートは、毎月の入出金を入力するだけで事業収支を可視化してくれる他、必要な事業資産を自動的に計算してくれるとの事で、経営の段取りの効率化を可能にさせるとの事です。

このエクセルシートを利用すれば、お金の流れを把握しながら適切なお金の使い方を理解でき、利益があるのに収支がマイナスになるという最悪の状況から脱せると強調され、営業利益に対する十分な純利益を残すことが可能だとしていますね。

まーこうしたことを聞けば、現在何かのビジネスを展開している商売人や、これから起業しようとしている人は購入を検討すると思いますが、私からすれば「購入する必要性は全く無い」と断言できます。

その理由を以下から見ていきましょう。

純利が残らない理由は「経費を使いすぎだから」に他ならない

中倉毅氏の物販のお金の流れを見える化するオンライン教材に必要性が感じられない理由ですが、まず単純に考えてみてください。

十分な利益を上げているのに純利益が残らない…。

この最大の原因は、営業利益から回す経費の比率が大きすぎるというものです。

つまり、経費にお金を掛け過ぎているという事ですね。

例えば月間の利益が100万円あったとして、純利益が0円だったとすれば、100万円という利益は仕入れを始めとする営業活動に全て回しているという事になります。

純利益が残らない理由はこれ以外にあり得ません。

という事は、純利益を残すには経費を抑えれば良い話になります。

そう、経費を必要最低限に抑えれば良い…、ただこれだけの単純な話であり、私が本教材の必要性が感じられない最大の理由がこれです。

何故なら本教材など無くとも経費を削減する事は十分に可能だからです。

それに本教材のエクセルシートが、「この経費をこのように削減するべき」などといった具体的なコストカットの提案をしてくれるはずもありませんしね。

なんせ、ただのエクセルシートでしかありませんから…。

つまり、別に要らないものだという事です。

「でも、充てている経費が全て削れないものだったらどうするんだ?」

確かにこうした意見も出てくるでしょう。

しかし、営業利益に対する経費比率が70%~80%を超えている状況で、尚且つそれらの経費は1%だって削ることが出来ないものであれば、そんな商売今すぐやめたほうが得策です。

経費が掛かり過ぎて資産を築くことが出来ない状況など、そもそもビジネスとして成り立っていないからです。

それが自分の生活さえままならないレベルなら尚更で、とっとと辞めて就活したほうが圧倒的に有意義です。

従って十分な利益があるのに資産を残せない場合は、まず支出している経費をとことん見直して、削減できるところは最大限に削減し、経費を最小限に減らす努力をすれば済む話なのです。

どう考えても削減できる経費が無いのであれば、潔くそのビジネスからは手を引くことをお勧めします。

そして本教材のエクセルシートを使わない限り、事業の収支状況が把握できないというわけでは決してありません。

可視化経営について

本教材では執拗に「お金の見える化が出来ていない」とし、利益を残すには事業のお金の流れを知ることが重要だとしつこく力説していますが、こうした可視化経営は個人でも簡単に行えるのが実情です。

この点も本教材の必要性が感じられない理由になります。

まー企業規模の場合は、数々のキャッシュポイントがある事から営業利益、経常利益などの計算も複雑化しており、それに比例して支出先も無数にある事から可視化経営は困難になってくるでしょう。

しかしキャッシュポイントが少数である個人規模の場合は、事業収入・支出の記録は比較的簡単に完結するものです。

例えば事業収入は、

・何月何日に
・どういった取引先から
・いくらの利益が上がったのか

という事を記録すれば良いですし、支出は、

・何月何日に
・どういった経費を
・どういった取引先へ
・いくら支出したのか

これらの情報を記録するだけで良いからです。

これさえ行えば自分の事業収支の内訳を把握する事は十分に可能になりますし、お金の流れ、つまり事業資金の回転も理解する事が出来てしまいますので、本教材のエクセルシートの必要性は一切無くなるわけですね。

ただ、ここであなたは、

「エクセルシートで管理するなら、ただの収支記録よりは楽に管理出来て、全体の業績等が把握しやすいのでは?」

と思うかもしれません。

まー確かに、物理的なノートやパソコンのテキストファイルなどで管理するより、エクセルシートで記録したほうが遥かに全体像を把握しやすくなるでしょう。

それに利便性だって向上します。

しかし、管理、全体の把握、そして利便性を求めるなら、本教材のエクセルシートより圧倒的に使える「無料の」ツールがあります。

お金の流れを見える化するオンライン教材より有能な無料ツール

はい、それが下記「やよいの白色申告オンライン | 無料で使える白色申告ソフト‎」なのですが、

これは事業収入、支出、そしてそれらの資金を把握できる無料ツールになっており、個人、法人問わず利用できるものです。

このツールは中倉毅氏のエクセルシートを完全に凌駕している性能であり、収支状況などは全て「視覚的に」把握できるようになっています。

実際に使ってみれば分かるのですが、上記のように円グラフや棒グラフ、折れ線グラフなどの図で、様々な収支状況を視覚的に把握・管理する事が可能になっています。

そればかりか、日別取引レポート、損益レポート、貨物別損益レポート、取引先損益レポートなどのように、それぞれの視点から様々な収支状況を確認する事が可能なので、エクセルシートに記録するより具体的で詳細な事業データを把握する事が可能になっています。

あらゆる視点から業績を把握すれば、ただただ数字を管理するだけでは気づかなかった、資金繰り的な改善点が見つかりやすくなるものです。

また、取引帳簿の自動作成、確定申告書の作成まで行ってくれるのがこのツールなのです。

つまり、「物販のお金の流れを見える化するオンライン教材」はこの弥生ツールで完全にカバーする事が可能だと言う事で、むしろ様々な有能機能が使えるという点から、断然こちらを利用したほうが有意義だと言えます。

そして何より「無料で使える」…。

29800円のエクセルシートより、無料で使える超優良ツール…。

良識ある方ならどちらに実用性があるのか悟って頂けることでしょう。

中倉毅 物販のお金の流れを見える化するオンライン教材まとめ

さて、本日は中倉毅氏の物販のお金の流れを見える化するオンライン教材に対して綴ったわけですが、やはりどう考えても私には必要性が一切感じられません。

収支状況を管理し、自分の事業資金がどのように流れているかの把握は本当に大切な事ではあるものの、個人規模で行うなら別段難しい事ではありませんし、何よりエクセルシートなんかより別次元の利便性と実用性があり、尚且つ「誰でも無料で使える」ツールがありますので、購入する価値はどこにも無いでしょう。

そもそもエクセルシートだけで29800円はちょっと…笑。

それでも買いたいなら、お好きにどうぞ。


最後になりますが、当ブログに関するお問い合わせは、サイドバーに設置したメールリンクからお願い致します。

必ず24時間以内に返信させて頂きますので、いつでもお気軽にどうぞ。

現役インフォプレナー「Jill」

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