こんにちは。ジルです。
本日は布施優雅氏によるフリマハッカーに対し、独自の視点で考察を発信していきたいと思います。
今後の参考にしていただければ幸いです。
販売者名 株式会社アール 阿部一男 住所 〒130-0013 東京都 墨田区錦糸2-4-6-315 電話番号 080-5923-7936 メールアドレス support@trusteffort-retail.com 販売URL https://frimahacker.com/lp/ 販売価格 24,800円 (税込) 返品・不良品について 原則として返金に応じられません。 表現、及び商品に
関する注意書き本商品に示された表現や再現性には個人差があり、必ずしも利益や効果を保証したものではございません。
布施優雅 フリマハッカーの評価
フリマハッカーの概要
今に始まったことではありませんが、転売ビジネスを始めとするせどり系のビジネスツールはネットビジネス初心者を中心に人気を博しています。
その多くが「今売れに売れている商品をツールが自動で見つけてくれるから、それを仕入れて出品すれば誰にだって稼げる」といった宣伝を行っているからでしょう。
一見すると、そのツールさえ手に入れれば転売ビジネスで苦労することなく稼いでいける印象がありますので、ネットビジネス初心者からすれば非常に魅力的に映るビジネスツールだからです。
まー無理もありません。
2:該当商品の仕入れ
3:出品=利益発生
こうしたイメージが強烈に働きかけるのですから…。
そして本日取り上げる布施優雅氏のフリマハッカーも同様で、「ライバルが時間を掛けて見つけてきた商品を、フリマハッカーで一瞬にして横取り仕入れが可能に!長期にわたって利益を生み出すための最強フリマアプリ転売ツール」という宣伝を行っています。
このような「ツールさえ手に入れれば誰にだって稼げる」とした印象を全面に出した影響からか、AppStoreのビジネス部門で第10位を獲得したとの事です。
この成果には、PCだけではなくスマホやタブレットといった、インターネットに通じる端末であるなら稼働制限が無いという特徴も影響していると思います。
何故ならスマホを片手にブラウザ上でフリマハッカーへアクセス出来る環境は、実践上の手軽さを客にアピールできますし、客自身も手軽なビジネスへは好印象に映るからですね。
これらの事を踏まえれば、AppStoreビジネス部門第10位という成果を叩き出すのは不思議では無いでしょう。
「手軽で稼げるネットビジネス」は、今も昔も誰だって手に入れたいビジネス環境ですから…。
しかしハッキリ言っておきますが、フリマハッカーを手に入れたからと言って誰でも稼げるというわけではありません。
冷静に考えれば、むしろ稼ぎにくい環境に陥るのでは?とすら思います。
本日はその点について考察していきます。
フリマハッカーが参考にする「ライバル」は見つけるのが困難
現在ネット上に公開されている転売ツールの多くは、「売れ行きが良く同業者(ライバル)が出品している商品」を基に商品リサーチをしているわけですが、フリマハッカーもその原理は同じで、「フリマアプリユーザーの属性を指定し、そのユーザーが売っている商品情報を抽出する」というものです。
例えば指定した条件に合ったAというユーザーがいた場合、そのAはどのような商品を出品しているのかを常に監視して、そこから得られたデータを基に仕入れるべき商品をピックアップするわけです。
実際にそのAが常に高額な利益を稼いでいるユーザーならば、この理論で商品リサーチを行うのは非常に理に適った実践方法だとあなたは思うでしょう。
実際に売れている商品なのだから、自分もその商品を売れば同様の売上になるだろうと連想するからです。
ただ冷静に考えれば、この理論には重大な穴があることが分かってくると思います。
と言いますのは、「そもそも高額な売り上げを叩き出しているユーザーを、どのようにして探し出すのですか?」という話だからです。
フリマアプリに登録し、出品を行っているユーザーなど星の数ほどいる中で、どういったユーザーが毎月安定的に高額な利益を稼いでいるのか?
この疑問を解決しなければ、フリマハッカーを稼働させても何の意味もないのです。
何故なら全く利益の上がっていない出品ユーザーを監視しても、利益の上がらない商品しか抽出されないのですから…。
ライバルの見つけ方も教えてくれるんじゃないの?
確かにそう思うかもしれません。
しかしフリマハッカーでは執拗に「ライバルが売っている商品を一瞬で知ることが出来る」としているものの、どういうわけか肝心の「ライバルの見つけ方」についての具体的な記載がされていません。
ただただフリマハッカーのリサーチ理論を全面に押し出しているだけで、根本的な「リサーチする対象」には触れられていないのです。
盲目的にフリマハッカーの記載のみを信用する初心者は多いでしょうが、こうした穴はちょっと冷静に考えればすぐに分かりますよね。
リサーチする対象の明確な条件や、より具体的な指定方法等があれば話は多少変わってくるのですが、それが無いのなら正直、「使っても意味無いのでは?」といった感じです。
参考する対象ユーザーの選択を誤り、売上の無い弱小ユーザーを監視したってなにも得られるものはありませんし…。
AppStoreビジネス部門第10位という実績のウラ
また、フリマハッカーが稼げない理由として、「実際に多くの人間がフリマハッカーを利用している」というものがあります。
AppStoreビジネス部門第10位に輝くほど売れたビジネスツールがフリマハッカーです。
この成果がある以上、購入して実践しているユーザーは大多数だと予想できるでしょう。
そして大多数のフリマハッカーユーザーが居るという現実は、裏を返せば「フリマハッカーのユーザー同士で競合する可能性が極めて高い」ことを示唆しています。
理由は、フリマハッカーの利用ユーザー全員がたとえ売り上げのあるユーザーを見つけ出したとしても、全く同じ商品を売り出すユーザーが溢れにあふれて、ユーザー同士で客の奪い合い=ユーザー同士の競合が発生してしまうからです。
それだけではなく、フリマハッカーのユーザー全員はフリマハッカーのノウハウを実践しているわけですから、言うまでも無く全く同じ販売方法を行っているわけですので、コピーアカウントと言っても差し支えないユーザーが溢れに溢れます。
その状況の中、自分のアカウントのみから商品を買わせる事など出来ると思いますか?
この状況は、一本道の両脇にセブンイレブンが無数に立ち並んでいる状況と変わりません。
その内の一軒のセブンイレブンから、意図して売り上げを集中させる事が出来ると思いますか?という話です。
…ほとんど不可能なのは言うまでも無いでしょう。
さらに言えば、上記の例は「あくまで売り上げがあるユーザーを見つけ出すことが出来た場合」の話なので、もし見つけられなかった場合(というより見つけられないと思います)は、フリマハッカーのユーザーを監視対象にしてしまう恐れもあります。
要するに、「何の実績も無いユーザーを対象にして商品リサーチを行う」危険性があるわけです。
何の実績も無いユーザー、何の参考にもならないユーザーを監視したところで、転売ビジネスで有益な情報など得られるはずもありません。
初心者が初心者を参考にしても何の意味も無いのです。
消費者の心理として、「売れている商品=優良商品」という印象があるかと思いますが、確かにそれが家電や食品などの商品であれば、そう思っても問題ないでしょう。
しかしフリマハッカーのようなビジネスツールに対しては、論理的に考えると「多く売れているからこそ購入者にとって都合が悪くなる」といった現実が見えてきますので、AppStoreビジネス部門第10位にまで売れてしまっている本件は、実践後かなりマイナスな環境になる可能性が高いです。
仮にあまり売れていない場合だったとしても、そもそも売り上げのあるユーザーを確実に見つける方法が無いのであれば、フリマハッカーで稼げる可能性はかなり低いと見てOKでしょうね。
布施優雅 フリマハッカーまとめ
さて、本日は布施優雅氏のフリマハッカーに対し、懸念するべき点をいくつか綴ったわけですが、実はフリマハッカーのみならず転売系のビジネスツールの多くは、ユーザーの増加と共にその有益性が大幅に損なわれる傾向にあります。
理由は単純で、購入者が増えればそのツールを頼りに仕入れを行うユーザーも多くなり、同様の方法で転売を行うライバルが必然的に増えてくるからです。
「ライバルの少ない環境こそ稼ぎやすいビジネス市場」なのがあらゆる商売の鉄則ですが、それをわざわざ稼ぎにくくしているのは他の誰でもない「購入者自身」「参入者自身」なのです。
事実ちょっとした面白い話もありまして、私は長きにわたるプレナー活動の中で様々なプレナーさんと知り合いになり、フリマハッカーのような転売系ビジネスツールの発行者も中には居た中で、その中の一人がこのような事を言っていました。
「自分のリサーチツールを公表してユーザーが増えたせいで、自分自身の転売収益がかなり減ってしまった」
ハッキリ言って自業自得でしたね。
本来、ビジネス市場の需要と供給のバランスを読み、これ以上同業者が増えれば自分の利益確保が難しくなると判断した場合は即刻公開を打ち切りにするべきところを、このプレナーさんはツール公開に準ずる販売利益に固執してしまい、公開の中断をしなかったのです。
あくまで一時的な利益に目がくらみ、肝心の本業利益を大幅に失ったわけですね。
気持ちは分からなくも無いのですが、本業収益の大半を損なう結果になるなら元も子もないでしょう。
正直、そのくらい予想できなかったのか?という話です。
一応今でも知人ではありますが、別に友人というわけではありませんし、何より自業自得なので、特にアドバイスを送るという事もしませんでしたよ。
ま~少し話が反れましたが、ある程度売れてしまった知人プレナーのリサーチツールでさえ、同業者の増加で転売利益がかなり減ってしまったわけですので、AppStoreビジネス部門第10位にまで売れてしまっているフリマハッカーは、それ以上に競合性が高くなっていると言えます。
仮にフリマハッカーで監視し、商品リサーチの対象とする「強豪ユーザー」を見付け出せたとしても、フリマハッカーのユーザーが無数に存在する以上は極めて厳しいビジネス環境のはずです。
あえて激戦市場に身を投じることも無いでしょう。
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現役インフォプレナー「Jill」
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