こんにちは。現役インフォプレナーのジルです。
本日はTrill Trading TeamのアノマリーEAに対し、独自の視点で考察を発信していきたいと思います。
今後の参考にしていただければ幸いです。
Trill Trading Team アノマリーEAの評価レビュー
アノマリーEAの概要
さて本日は、Trill Trading TeamのアノマリーEAという案件について触れていきます。
割と最近発行された企画ですね。
FXの自動売買を目的としたEAの販売企画ですが、商品ページにはかなり強気な発言が目立っています。
なんせ、複利運用すれば、20年で100万円 →30億円以上になると言っていますからね汗
稀に見る誇大広告系のEAです。
で、本日はこの企画に触れていくわけですが、案の定、参加するのはお勧めできないものでした…。
本日はそれらの点について触れていきます。
早速見ていきましょう。
「今のところ負けなし」なのに中身は一切解説無し
まず、商品ページには「今のところ負けなしで運用できている」としていますが、どうにも違和感が拭えないんですよね。
というのも、「負けなし」という結果だけはやたらと強調されているにもかかわらず、その結果に至るまでのプロセスの説明がほぼ存在しないからです。
本来であれば、EAを販売・提供するのであれば、
経済指標前後はどういう扱いなのか
トレンド相場に強いのか、それともレンジ相場向きなのか
なぜ「アノマリー」と言えるのか、その根拠は何なのか
こうした最低限の考え方や方向性くらいは説明があって然るべき…。
しかし、アノマリーEAの場合、そういった肝心な部分がほぼ触れられておらず、「とにかく勝っている」「今のところ負けていない」という結果論だけを強調している構成となっています。
個人的には、こういうところがかなり引っ掛るんですよね。
なぜなら、ロジックが分からないということは、リスクの正体が分からないということとほぼ同義だからです。
例えば、たまたま相場環境が噛み合っていただけなのか、それとも一時的に勝ちやすい局面を切り取っているだけなのか、あるいはナンピンやマーチンのように、表面上は負けが見えにくい手法なのか、そのあたりがまったく判断できないんですよ。
それにもかかわらず「負けなし」という言葉だけを信じて資金を預けるのは、さすがに無防備すぎると感じますね。
よく「ロジックは企業秘密だから明かせない」という主張をFX界隈ではよく見かけますが、だからといって何も説明しなくていい理由にはならない。
なので方向性や考え方すら語られないEAは、使う側からすると、まさに不安要素そのものなわけです。
しかも、「今のところ負けなし」という表現も非常に曖昧で、
「どのロットで?」
「どの口座条件で?」
といった前提条件が一切示されていませんので、この時点で「広告表現」としてはかなり都合よく構成されているなという印象を受けました。
結果だけを見せて、過程は語らない。
これは投資案件やEAの世界ではかなり危険なサインです。
まあ、「負けなし」という表現に惹かれそうになる気持ちは分かりますが、その裏側にあるロジックやリスクが見えない以上、アノマリーEAは信用できる材料が極端に欠けているEAだと言えます。
20年運用で30億円?という話はほんと?
また、アノマリーEAは100万円スタートで20年間運用した場合、単利なら約1,994万円、そして複利運用なら 「100万円が30.93億円になる」 と堂々と書かれているのですが、ここまで来るとさすがに「話がうますぎる」という感想しか出ませんね。
もちろん、理論上の数字として「あり得ない」とまでは言いません。
相場の世界では、極端な前提条件を置けばどんな数字でも計算上は出せてしまいます。
ただ、問題なのは、その前提条件があまりにも現実離れしていること、そしてその数字があたかも「普通に起こり得る結果」のように豪語している点です。
そもそも、20年間という長期間を一切の破綻なく、ドローダウンも大きな損失もなく、同じロジックで安定して回し続けるEAなど、私の知る限りほぼ存在しません。
相場環境は常に変わりますし、金利も、ボラティリティも、政策も、参加者の質すらも変化します。
そんな中で「20年後には30億円です」と言い切られても、まあ信用はできませんよね。
さらに言うと、この30.93億円という数字、すべてバックテストの結果でしかないんですよね。
ここが一番の問題だと思っています。
バックテストというのは、過去のチャートに対して後付けで検証するものなので、設定を少し変えるだけで、利益はいくらでも膨らませることができます。
エントリー条件を最適化したり、都合の悪い期間を外したり、スプレッドや約定のズレを甘く見積もったりすれば、見栄えの良い結果など簡単に作れてしまうわけですよ。
それにもかかわらず、「20年で30.93億円」という数字だけを大々的に押し出してくる流れには、どうしても違和感を覚えてしまうところです。
実際にその運用をリアル口座で行い、同じような成績を出した証拠があるのであれば話は別ですが、現時点ではそういったものは一切確認できません。※つまり証拠が一切ない。
当サイトではさんざん話していますが、この手の「将来これだけ増えます」というシミュレーションを強調してくる案件ほど、現実の運用成績には触れたがらない傾向があり、言うまでもなく信用には値しません。
確かに数字だけを見ると夢がありますし、初心者の方ほど「もしかしたら…」と期待してしまうのも分かりますが、冷静に考えると 「それ、本当に現実で再現できるんですか?」 という疑問がどうしても拭えないわけです。
なのでこうした誇張気味のシミュレーションを堂々と掲げている時点で、私的には「アウト」な企画だと言えます。
バックテストは「いくらでも盛れる」という現実
先ほども少し触れましたが、ぶっちゃけバックテストの結果はいくらでも操作可能です。
本企画は「バックテスト至上主義」の姿勢を貫いているものの、FXを少しでも触ったことがある方なら分かると思いますが、バックテストというのは実績でも何でもなく、あくまで「過去データを使ったシミュレーション」にすぎませんし、その条件設定次第で、成績なんてどうとでも作れてしまうのが現実です。
例えば、特定の相場環境だけを切り取ってテストする、スプレッドを極端に狭く設定する、スリッページや約定拒否を完全に無視する、ロット制限や証拠金維持率の現実的な制約を考慮しない、こういった設定を少しずつ都合よく調整していけば、誰でも「右肩上がりの成績」を作ることは全然可能ですし、それほど難しくもありません。
だからこそバックテストだけをドヤ顔で出されても、まったく信用できないというのが本音です。
さらに言えば、バックテストは「後出しジャンケン」が可能です。
うまくいかなかった期間を除外し、成績の良い部分だけを採用し、「この期間ではこれだけ増えました」とすることも可能です。
ですが、そんなことを言われても、それが将来も同じように再現される保証はどこにもありません。
むしろ、バックテストが派手であればあるほど、「実運用では通用しない可能性が高い」と疑ってかかるべきだと私は考えています。
なんせ本当に稼げるEAであれば、バックテストよりも先に、リアル口座での運用成績を出すはずだからです。
ですが、それができない時点で、「バックテストしか出せない理由は、実際の実績がないから」となるのが自然な流れでしょう。
つまり本件のバックテストの結果は、その実績を証明する根拠には一切なり得ないというわけです。
現に、
実口座の損益履歴
長期運用のリアルな成績
こういったものは 何ひとつ公開されていません。
あるのは、先ほど触れたバックテストのシミュレーション画像のみ。
これでどう信用しろと言うのですか?って話ですね。
アノマリーEAへの参加はやめるべきです
以上を踏まえた結論としては、アノマリーEAへの参加はおすすめできません。
むしろ避けるべき案件です。
この条件が揃っている時点で、リスクを取ってまで参加する価値はないと断言できます。
「EAだから楽に稼げそう」
「ドル円特化だから安心そう」
確かにそう思うのも無理はありませんが、そう思った方ほど一度冷静に考えてみてください。
実際の実績が公開されていない時点で完全アウトです。
参加はやめておきましょう。
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現役インフォプレナー「Jill」




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