AI音楽自動生成→配信は稼げる?法的リスクや市場背景を含めて考察

■情報商材の考察

こんにちは。現役インフォプレナーのジルです。

本日は谷川しょうAAA LITEに対し、独自の視点で考察を発信していきたいと思います。

今後の参考にしていただければ幸いです。

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谷川しょう AAA LITEの評価レビュー

AAA LITEの概要

最先端のAIノウハウで毎月30万円の権利収入生活を目指す。全額返金保証付。AAA専用オンライン学習システム「LMS」

さて本日は、谷川しょうのAAA LITEという案件について触れていきます。

キャッチコピー的には上記の通りですが、具体的にはAIで楽曲を作成し、その楽曲を配信して収益を得るというモデルで、月収としては「30万円」を想定しているとのことです。

まあ、理屈としては「なるほど」感がありますが、私的には「本当にこれ実現可能か?」と疑問を感じる部分がそこそこありますね。

そこで以下では、案件の良さやうまくいきそうな部分も含めたうえで、それ以上に「懸念すべき点」「実現のハードル」を主観的に掘っていきます。

早速見ていきましょう。

楽曲の質と差別化の壁

というわけでまずは、理にかなっている部分について触れておきます。

それはAI楽曲制作という発想についてです。

AIが楽曲を作る、というアイデア自体は今後の潮流と整合性があるのが現状。

というのも昨今、生成AIが音楽にも応用されつつあり、「人手をかけずに量を出す」モデルが検討されているからです。

その意味で「AIで楽曲を作って、それを配信して収益化する」という構図は、少なくとも目新しさ・可能性を帯びていると言えます。

。。。ですが、ハッキリ言って理にかなっている部分はココだけなんですよね…。

本企画を掘れば掘るほど、「え、でもここはどうなってるの?」という点が次々と出てくるわけです。

そのひとつ目が、楽曲の質と差別化の壁。

AIで作曲して配信、というモデルで最も念頭に置かねばならないのが「楽曲そのものの質」と「市場での差別化」なのです。

まず質についてですが、AIが楽曲を生成するとはいえ、配信プラットフォームで収益を出すためには「聴かれる」「ストリーミングされる」「ダウンロードされる」などの条件を満たす必要があります。

つまり、ある程度の「楽曲としての完成度」「人を惹きつけるメロディ・構成・音質」が必要なわけです。

しかし、AI生成楽曲というのはまだ試行錯誤段階であり、人間の作曲家やプロデューサーが手がけるものと比較すれば、「何かが足りない」「差が出る」可能性が十分ありますので、この点、AAA LITEでは「AIが作るから楽勝」「量を出せば収益化」というメッセージが強く、質への言及が薄いように見受けられます。

なので私としては「質はどう担保されるのか?」がまず疑問なんですよね汗

ちょっと楽観視しすぎではないか?という感じです。

次に差別化・市場で勝てるか?についてです。

配信市場、たとえばSpotify、Apple Music、YouTube、Amazon Music 等には日々大量の楽曲がアップロードされていますが、これらの中で「自分のAI楽曲を聴いてもらえる」には、いくつもの壁があります。

例えば下記のようなもの。

プレイリスト掲載や編集部推薦などの露出機会。
SNS等によるプロモーションやファン形成。
音楽ジャンル・ターゲット層・マーケティング戦略。
既存の楽曲との差別化(味、個性、アーティスト感など)。

AIで大量に楽曲を生成し、「とりあえず配信」で済めば楽ですが、実際には「聴かれる」というフェーズが最初のハードルなわけです。

この点、AAA LITEの説明には「配信すれば収益発生」という流れが簡略化されており、現実的な戦いの構図が薄く感じられます。

つまり、AI作曲→配信→権利収入という流れ自体は「理にかなってそう」にも見えますが、実際に「ちゃんと聴かれて」「差別化できて」「収益化できる」というレベルに達するには、かなりの追加作業・工夫・時間がかかる可能性が高いということ。

私はこの点をかなり懸念しています。

収益想定「月30万円」が妥当か?

次に、LPで謳われている「月30万円」の収益想定についてですが、これについては「想定値の根拠が見えづらい」というのが正直なところです。

まあ確かにこの数字自体、読者にとっては魅力的に映るでしょうが、実現可能性を判断するためには「どのくらいの配信数/ダウンロード数/ライセンス契約数」など具体的な数値モデルが必要です。

例えば「1曲あたり●再生で●円」「月●曲リリースして…」などですね。

ところが、AAA LITEの案内ではそのあたりがかなり曖昧で、「月30万円」という金額だけが前面に出ており、その金額を裏付ける具体的な再生数や契約数の説明が貧弱です。

これではただの「理想の数字」に留まっているに過ぎません。

また、実際の収益構造の難しさも考慮する必要があります。

音楽配信・著作権・権利収入という世界は、収益が出るまでかなり時間がかかることが多く、また単価が思ったほど高くない場合もあります。

例えば、ストリーミング1再生あたりの収益は非常に少ない、という話もあります。

さらに、AI楽曲の場合「ブランド」「著名性」「アーティスト名」などの信頼構築がないと、再生数が伸びないというリスクもありますので、だからこそ、月30万円を短期的に達成するには、かなりハードルが高いと言えるのです。

また、LPの記載では継続・積み上げの視点が曖昧な点も気になります。

月30万円を「継続的に」出すという話になると、単に1回達成するだけでは意味が薄く、再現可能なモデルが必要です。

要するに、AI楽曲を毎月リリース/プロモーションを継続/配信プラットフォームでの動きが安定、という前提になりますが、そのあたりAAA LITEの説明では軽めの表現にとどまっており、「継続して権利収入化」するための詳細が曖昧なのです。

このあたりも私は「割と楽観的すぎるのでは?」と感じています。

つまり、AAA LITEによる月収30万円の実現可能性はかなり低いと判断できますね。

AI音楽、配信の法的&運用面の危険性

さらにもう少し掘ると、AI楽曲&音楽配信というモデルには「法的・運用上の危険性」も複数存在します。

まずは著作権・権利関係の複雑さについてですが、楽曲を配信して収益を得るということは、著作権・著作隣接権・配信契約・登録手続きなどが絡みます。

特に「AIが作った楽曲」という文脈では、どの範囲で「著作」と認められるか、誰が権利者として登録するのか、配信契約をどのように結ぶか、といった疑問があるのです。

LPの説明では「AIで作って配信すればOK」という流れですが、実務的には配信サービスへの登録・メタデータ整備・世界的な配信網との契約・著作権管理団体(JASRACなど)への確認・税務処理などが絡んできます。

これらの点をほとんど説明せずLPの解説済ませてしまうのは、かなり省略が過ぎる印象ですね。

また、運用・管理面の負荷もかなり大きいと言えます。

というのも、配信後も「どの地域で何回再生されたか」「ライセンス契約からの収益はいつ入るか」「異なるプラットフォームごとの報酬体系」など管理すべき項目が多くあるからです。

権利収入というと「放っておいてお金が入る」というイメージを抱きがちですが、実際には定期的な確認・登録の更新・税務申告・場合によっては版権侵害チェックなどのメンテナンス作業が生じます。

この点、AAA LITEではそれら「裏側の手間」について触れられておりませんので、受講者に故意的に「ほぼ放置でOK」と錯覚させている可能性があります。

なので安易に信用するのはかなり危険ですね。

さらに言えば、AI音楽・配信という分野は今まさに変化が激しい領域ですので、プラットフォームの報酬体系が変わる可能性、AI作曲を大量に行うプレイヤーが増えることによる飽和、著作権・使用権に関する規制強化など、外部リスクも多いです。

このあたりを説明なしに「権利収入モデル」として提示してしまうと、受講者が「想定外のリスク」に直面した時にフリーズしてしまうのは言うまでもないでしょう。

どの道「リスク」と「負荷」は避けられないと思います。

安易に参加はするな

以上の点を踏まえれば、私的に安易に参加するのは危険だと思います。

確かに「AIを使った楽曲制作→配信→権利収入」というモデルは、新しい副業形態として面白いですし、発想としてはアリです。

ですが、そのモデルを短時間・少労力・初心者からすぐに月30万円というスケールで実現するには、かなりの条件が揃う必要があります。

楽曲の質・市場での露出・差別化・配信登録・権利管理・プロモーション・継続運用といった「見えにくい」作業が多数あり、これを軽視してしまうと期待通りには進まない可能性が高いわけです。

それなのに、LPではマーケティングメッセージが「簡単、すぐ稼げる」という方向に傾いており、受講者が実務量を過小評価してしまう懸念があります。

まあ、情報として「実績/再現性/条件」がもう少し具体化されていれば安心できるのですが、現状ではそのあたりがかなり曖昧です。

なのでこの時点で盲目的に信用するのは危険すぎると言えますね。

私としては、もしこの案件を検討するなら「本当にその月30万円に至るまでの道筋」「必要な時間・スキル・費用」「過去受講者の実績(できた人・できなかった人)」「リスクと失敗例」「契約・返金保証・フォロー体制」をしっかり確認したうえで、「不要な期待値を下げてスタート」するのをおすすめします。

30万円前後という価格的に見ても、失敗したときの損失がデカすぎる点から、かなり慎重に検討したほうが良いでしょう。

現時点ではお勧めできませんね。


最後になりますが、当ブログに関するお問い合わせは、サイドバーに設置したメールリンクからお願い致します。

必ず24時間以内に返信させて頂きますので、いつでもお気軽にどうぞ。

現役インフォプレナー「Jill」

谷川しょう AAA LITE 特商法

販売者名 谷川しょう AIエージェント株式会社
住所 東京都新宿区余丁町11-18
電話番号 09096482716
メールアドレス creative@axpr.co.jp
販売URL https://manaberu.jp/aaa/lite/aaaliteit.php
販売価格 312,800円 (税込)
返品・不良品について 返金条件:オンライン学習システムのシルバーまで一通り完了し、アルバムをリリースしたことが確認できたにも関わらずご満足いただけなかった場合のみに限る。
表現、及び商品に関する注意書き 本商品に示された表現や再現性には個人差があり、必ずしも利益や効果を保証したものではございません。

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