こんにちは。現役インフォプレナーのジルです。
本日は山本マサヒロの山本式トレード手法 守破離に対し、独自の視点で考察を発信していきたいと思います。
今後の参考にしていただければ幸いです。
山本マサヒロ 山本式トレード手法 守破離の評価レビュー
山本式トレード手法 守破離の概要
さて本日は、山本マサヒロの山本式トレード手法 守破離という案件について触れていきます。
LPには「誰でも再現できる」「迷いがなくなる」「安定的に利益が期待できる」といった感じで、いかにも初心者でも簡単に勝てそうな印象を出していますが、言うまでもなくこうした「簡単に」「誰でも」「安定して」といった謳い文句の投資系企画には要注意です。
そこで今回は、内容をじっくり分析したうえで、懸念点や批判的な視点を交えながら検証していきます。
早速見ていきましょう。
実績データがゼロ
まず突っ込みたいのが、「再現性」という言葉の使い方です。
というのも、「誰でも同じようにできる」「再現性の高いトレードメソッド」っていうフレーズ自体はよくある売り文句ですけど、じゃあ実際にどれくらいの人が同じような結果を出しているのか、その根拠となるデータが本企画ではほとんど見えないんです。
たとえば「この手法を使って3か月で資金が2倍になりました」とか、「過去100回のトレードで勝率〇%、最大ドローダウン〇%」みたいな具体的な数値や履歴の提示があるならまだしも、そういった検証データが一切出てこない状態で「再現性がある」って言われても、どうしても信頼性には疑問が残るわけです。
単に数字を出してほしいという話ではなくて、トレードってどんな手法でも「運が良いときは勝てる」けど「相場が荒れたときにどれくらい踏ん張れるか」こそが本質だと思うので、そこを数字で見せてくれないと、本当に使える手法なのかどうかは判断しづらいわけです。
また、「実際にこの教材で利益を出した受講者の声」もほとんど見当たりません。
本当に「誰でも再現できる」なら、少なくとも何人かは同じような成果を出していて、その声が載っていてもいいはずなんですが、そういったリアルな使用者の実績報告やトレード履歴の開示がまったく出てこない。
もし本当に実力ある手法なら、口コミや検証レビューが自然と広がっているはずなのに、現状では「販売者本人が自分で言っているだけ」の状態でしかないわけです。
ここまで「再現性」という言葉を強調しておいて、その根拠が何一つ数字で示されていないというのはやっぱり違和感がありますよね。
しかも、「誰でもできる」「簡単」「シンプル」なんあて言われると、初心者ほど「自分にもできそう」と思ってしまうものですが、実際のところ再現性って「ルールの単純さ」よりも「相場環境にどれだけ適応できるか」に左右されるので、そのあたりをきちんと説明せず、「このルールに従えば迷わず勝てる」という方向に持っていく感じが、ちょっと危ういなと感じました。
たとえば検証動画やバックテスト結果、あるいはリアルトレードの履歴を一部でも公開してくれていれば、こちらとしても「お、ちゃんと根拠があるんだな」と納得できるんですが、今のところは「見せないまま信じさせようとしている」ようにしか見えない。
つまり、再現性って「同じ条件で同じ結果が出る」ことを意味するはずなのに、条件も結果も公開されていない状態では、それを確かめる術がないわけで、この点をあいまいにしたまま販売を進めている時点で、個人的にはちょっと信頼しきれないというのが正直なところです。
インジケーター依存の危うさ
また、「オリジナルサインインジケーター」についても突っ込みどころがあります。
チャートに矢印やサインがポンと出て、「ここで買い」「ここで売り」と示してくれる、いわゆる「サイン系ツール」の典型的な仕組みですが、こうしたツールに過度に頼ってしまうと、トレーダーとしての感覚や判断力を鈍らせてしまうんですよね。
確かに最初は便利です。
自分で分析しなくてもエントリーポイントを教えてくれるし、チャートを見て迷わずに済むので、初心者からすれば「これさえあれば勝てる気がする」と感じるかもしれません。
ですが、経験上こういったサイン系は過去のチャートに合わせて作られているだけで、未来の相場では通用しないケースが圧倒的に多いです。
いわゆる「オーバーフィッティング」(過学習)ってやつですね。
過去データでは完璧な位置でサインを出しているように見えても、実際にリアル相場で動かすとまったくタイミングが合わなかったり、連続でダマしに遭って資金を削られたりするのは、もうよくある話ですね。
それに、相場って常に呼吸をしているようなもので、季節や時間帯、流動性、ボラティリティの変化で全く性格が変わります。
にもかかわらず、「このサインが出たら買い」「この色が変わったら売り」という機械的なルールだけに縛られるのは危険なわけです。
本来ならチャート全体の流れ、トレンドの強弱、出来高の変化、ニュースによる一時的な乱高下、そういった「生きた相場の呼吸」を読むことこそが大事なのに、サインばかり見ているとそれらをまったく感じ取れなくなってしまう。
結果として、「インジケーターが青だから買った」「赤だから売った」という「考えないトレード」に陥る人が本当に多いのです。
山本マサヒロの手法も、サインを補助ツールと位置付けているように書かれてはいますが、ページ全体を読むと、どうしても「これがあれば判断が楽になりますよ」というニュアンスが強く伝わってくるんですよね。
つまり、受け取る側の心理として「自分で考えなくていいんだ」「このツールがあれば勝てるんだ」と錯覚してしまう構造になっている。
これが非常に危うい。
私自身、過去に似たような自動サインツールをいくつも試したことがありますが、結局どれも長期的には使いものにならなかったです。
その理由は簡単で、相場は常に変化しているのに、サインのロジックは固定されているから。
一見よくできたロジックでも、想定外のニュースや急激な為替変動には全く対応できず、トレンド転換を見誤ってズルズル損切りになるパターンがほとんどなのです。
そして最終的に「やっぱり自分の頭で考えなきゃダメだな」って感じで悟るんですよね。
つまり、サインインジケーターは楽をするためのツールではなく、あくまで「自分の分析を補助する道具」であるべきで、ツールが主役になった瞬間に、トレードはもうギャンブルと変わらなくなります。
本来、インジケーターというのは自分の戦略を可視化するための「補助輪」にすぎないということで、それを「自動で勝たせてくれる道具」だと思って使うと、いずれ痛い目を見るのは目に見えています。
山本マサヒロの教材で配布されるサインインジケーターも、もし同じようなロジックで作られているなら、最初こそ「当たる感覚」があるかもしれませんが、長く使うほどにズレが大きくなっていく可能性が高いです。
特に初心者ほど、そのズレに気づけず「設定を間違えたのかな」「相場が悪いんだろう」と思い込み、負けを重ねてしまう。
要するにツールに頼るほど自分の分析力は育たないし、トレードの本質的な部分からどんどん離れていくんですよね。
だからこそ「危うい」といえるわけです。
サポート体制の弱さも懸念点
しかも、サポート体制にも疑問があります。
なんせページのQ&A欄をよく読むと「現時点では個別サポートは行っていません」という一文がしっかり書かれていて、どうやら購入しても、直接質問したり添削を受けたりといったフォローは基本的にないようなんですよね。
もちろん、メールや限定コンテンツでのフォローを「今後予定している」とは書いてありますが、それもあくまで予定段階であって、現実的にどこまで機能しているのかは不透明です。
個人的には、FXのように「理解度」と「実践力」がモロに結果に直結する分野では、教材よりもアフターフォローのほうが重要だと思っています。
どんなに分かりやすい手法でも、実際にチャートを見ながらトレードしていると、「ここは入るべき?」「このパターンは対象外?」といった疑問が必ず出てくるので、そういう時にすぐ聞ける環境があるかどうかで、成長スピードが全然違ってくるからです。
ですがこの「守・破・離」では、そういった部分のケアがほとんど期待できそうにありません。
つまり、買った瞬間から「自己完結型」で進めるしかないわけで、初心者が迷った時に頼れる仕組みがない。
なので、たとえ内容が良くても、結局「分からないことを放置したまま続けて挫折する」っていうパターンに陥りやすいんです。
しかも、FXって一度つまずくと「自分には才能がないのかも」とか「この手法が合ってないのかも」って変にネガティブになりがちなんですよね。
サポートがあるだけで精神的な安心感が全然違うのに、それを軽視している点はちょっともったいないというか、商材としての完成度を下げてしまっている気がします。
いくら手法が優れていても、実践の中で「解釈のズレ」が出てしまったら意味がないですからね。
山本マサヒロが本気で「学んだ人に勝てるようになってほしい」と思っているなら、せめて一定期間のメールサポートとか、限定の質問フォームくらいは用意しておいてほしいところです。
内容と価格のバランスにも疑問
ちなみに「守・破・離」の価格は29800円。
これを踏まえれば、価格設定と中身のバランスにちょっと違和感を覚えます。
まあパッと見は「高すぎるわけでもなく、安すぎるわけでもない」ように感じますが、実際にページの内容やフォロー体制、提供される情報量を見れば、この金額が本当に妥当なのか?疑問に思うわけです。
なんせ、手法の骨格自体はそれほど複雑なものではなく、むしろ既存のトレード理論(マルチタイムフレーム分析やダウ理論など)をベースに「独自の切り口」で再構成しているような印象を受けるからです。
もちろん、それを「体系化して初心者でも理解できるようにまとめた」という点には価値があると思いますし、ノウハウを形にして伝える労力を軽視するつもりはありませんが、その内容が果たして3万円近い価格に見合うほどのオリジナリティや実践的価値を持っているのかと言われると、ちょっと疑問が残ります。
さらに言えば、同価格帯で提供されている他のFX教材や講座の中には、定期的なサポートやコミュニティ参加、あるいはリアルトレード解説といった「付加価値」がついているケースも多く見られます。
ですが「守・破・離」には現時点で個別サポートがなく、学習後のフォローアップも限定的で、メールでの質問対応なども明確に保証されていないため、購入後に「結局、自分一人で全部理解して検証するしかない」という状況になりがちなんですよね。
そうなると、3万円を払って教材を手に入れても、それを「本当に自分の力に変えるまで」に必要な時間と労力を考えると、決してコスパがいいとは言えません。
むしろ教材を買うよりもそのお金で少額トレードを実践して経験を積んだ方が、現実的な学びになるという意見もあると思います。
それに教材内で紹介されているチャート分析の手法も、ネット上で無料で学べる情報と大きく差があるかと言えば、正直そこまでの独自性は感じられません。
もちろん、体系化されていること自体には意味がありますが、「どこにでもある情報を特別な理論っぽく見せて販売している」ような印象を受けてしまうのも事実です。
なので、現状の内容で29,800円という設定は、少なくとも私には「ちょっと強気すぎるな」というのが正直な感想です。
私なら参加はやめておくパターンですね。
参加は非推奨
総じて言えば、山本式「守・破・離」は実績の裏付けや具体的な検証データが不足しているため、投資教材としての信頼性には疑問が残るのが正直なところです。
「誰でも簡単」「ルール通りで勝てる」といった煽りに惹かれる気持ちは分かりますが、実際のトレードは常に不確実性との戦い。
その現実を直視しない教材は、学び以上にリスクを抱える可能性があるでしょう。
従って、
という構成になっている本企画への参加はお勧めできません。
FX教材は「買って終わり」ではなく、検証・練習・改善を続ける努力が前提ですので、教材そのものよりも、「自分が継続的に学べる環境を作れるか」を重視すべきでしょう。
「守・破・離」に限らず、どんなFX教材も煽り文句を鵜呑みにせず、冷静に内容を見極めるようにしましょう。
参加は非推奨です。
最後になりますが、当ブログに関するお問い合わせは、サイドバーに設置したメールリンクからお願い致します。
必ず24時間以内に返信させて頂きますので、いつでもお気軽にどうぞ。
現役インフォプレナー「Jill」
山本マサヒロ 山本式トレード手法 守破離 特商法
販売者名 山本マサヒロ 住所 愛知県東海市名和町向イ1番地(6棟303号) 電話番号 052-603-6860 メールアドレス info@yamamoto-fx.com 販売URL https://yamamoto-fx.com/lp/opX4PrwZ 販売価格 29,800円 (税込) 返品・不良品について お客様のご都合による返品および返金には応じられません。
表現、及び商品に関する注意書き 本商品に示された表現や再現性には個人差があり、必ずしも利益や効果を保証したものではございません。





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