藤井雄大 アシュラメソッド AShuRa Methodの考察

■情報商材の考察

こんにちは。ジルです。

本日は藤井雄大 信長氏によるアシュラメソッド AShuRa Method に対し、独自の視点で考察を発信していきたいと思います。

今後の参考にしていただければ幸いです。

※先日購入者様よりメールを頂きましたので引用しておきます。

購入者です。
もう少し期待していましたが内容はかなり薄かったです。
根気よく続けて月に数万程度でしょうか。

購入者だけのLINE@に招待されましたが、今のところ400人程度の参加。
ボロ儲けで祝杯上げてるでしょうね。

馬鹿な購入者より。

信長 藤井雄大 アシュラメソッド 特商法
販売者名 藤井雄大
住所 東京都練馬区北町5-17-7 平和台ビル501
電話番号 0422298485
メールアドレス next@teamnext.info
販売URL http://randy1215.xsrv.jp/ashura-method/
販売価格 19800円
返品・不良品について 原則として返品は受け付けおりません。
表現、及び商品に関する注意書き 本商品に示された表現や再現性には個人差があり、
必ずしも利益や効果を保証したものではございません。

藤井雄大信長 アシュラメソッドの評価

アシュラメソッドの概要

さて、本日は藤井雄大氏のアシュラメソッドという案件を取り上げ考察していきたいと思います。

販売元はインフォトップになっていて、公開したのはごく最近ですね。

概要的にはメルカリを利用した転売ビジネスになっていて、「年商19憶!実業4社の経営者の“信長”が5年間メルカリを徹底的に攻略したノウハウを暴露!」としています。

実績としては月間販売個数1000以上、最大利益率74%、最低利益率は30%をキープしている模様です。

やはりアクティブユーザーがダントツで多いメルカリを利用した案件は、昨今の情報業界でも続々と発行されていますよね。

Amazonやヤフオクの案件も販売されていますが、中でも藤井雄大氏のアシュラメソッドのようなメルカリの教材が目立っています。

そして提供されるコンテンツは以下の通りでした。

藤井雄大 アシュラメソッド コンテンツ一覧

AShuRa_Method_Vol.0(マインド編):PDF全26ページ
・マインドセットの重要性
・意識すべき3つの心構え
・モチベーションについて
・目標設定の7つの法則
AShuRa_Method_Vol.1.pdf(基礎編):PDF全40ページ
・メルカリの基礎知識
・モノレートのような商品リサーチ
・信長の激安仕入先
・即売れしやすい出品方法
AShuRa_Method_Vol.2.pdf(応用編):PDF全25ページ
・リスト化の重症性
・商品リスト構築方法
・シーズン別リスト構築方法
・トレンドリスト構築方法

藤井雄大 アシュラメソッド 特典一覧

特典1:メルカリ月回転須数トータル8000オーバー商品リスト
特典2:マニュアルを解説するウェビナー3回
■第一回
5月24日(金)21:00~22:00
5月25日(土)21:00~22:00 ※予備日
■第二回
6月1日(金)21:00~22:00
6月2日(土)21:00~22:00※予備日
■第三回
6月7日(金)21:00~22:00
6月8日(土)21:00~22:00※予備日

以上が藤井雄大氏のアシュラメソッドで提供されるコンテンツですね。

販売ページで記載されているのは、藤井雄大氏は多くのせどらーが知らないメルカリの内部ロジックに気づくことが出来、それを5年かけて分析した結果、一ヶ月で973万円の販売利益を稼いだとしています。

また、メルカリせどりは商品をリスト化して資産構築していくとしていて、季節後に売れやすい商品が決まっていることから、カレンダーで時期を管理しておくだけでOKとの事です。

従って、より高額な利益を目指す場合は、どんどん商品をリサーチしてリスト化していくだけとしていますね。

仕入れ先は利益率50%を超える激安市場らしく、商品ひとつひとつの差額が大きい事も強調しています。

確かに、激安で商品を仕入れ、その商品を効率良く販売していく事が出来れば、信長のような月額973万円の販売利益も夢ではないでしょう。

一ヶ月で1000個以上の商品を売りさばくことが出来れば…ですが。

しかし、私的に藤井雄大氏のアシュラメソッドでそれを再現するのは難しいのでは?という正直なところです。

良いところ月1万円程度か、もしくは2万円程度稼げれば御の字なのではないかと思います。

というわけで、それぞれ見ていきましょう。

メルカリの内部ロジックは売り上げに全く影響しない事実

まず私が突っ込みたいのが、販売ページでは執拗に「メルカリの内部ロジックを分析した」などと強訴し、その分析データがあるからこそ利益が上がるとしているものの、転売の利益は内部ロジックの影響など一切受けないという事実です。

何故なら転売の利益は、商品が人に買われるか否かでしか増減しないからです。

メルカリというサイトのシステムをいくら分析、解析したところで、ユーザーに買われるか否かを左右させる事は不可能なわけですよ。

考えてもみて下さい。

WordPressの内部ロジックを理解し、分析したところで、ブログアフィリエイトの利益は向上すると思いますか?笑

様々なWEBシステムを理解すれば、客からどんどん買われるようになると思いますか?

というより、そもそも藤井雄大氏の言う「内部ロジック」の定義は何?って話ですよね。

サイトのシステム的なものなのか、例えばユーザーに一覧表示される「おすすめ」に上位表示されるロジックなのか…。

この点に関する記述が一切ありません笑

「ある法則を発見した」という事も言っていますが、それが何の法則を指しているのかという記述も一切ありません。

ただただ「5年かけて分析したメルカリの内部ロジックのデータを詰め込みました」「みんなが知らないある法則を見つけました」と記載されているだけです。

本当に意味不明な「内部ロジック」ですね。

まー、詳細に解説されていないところを見ると、そもそもそのような内部ロジック(笑)も法則(笑)も見つかっていないと判断できますが、たとえ見つかっていたとしても販売利益を引き上げる要因にはなり得ません。

出品ユーザーがメルカリの内部を知り尽くしたとしても、商品を買うユーザーにとっては何の関係も無いことだからです。

客は単純に「欲しい」と思ったものを買うだけであり、その「欲しい」という感情はメルカリの内部ロジックが影響するはずも無いわけです。

「あっ、この出品者はメルカリの内部ロジックを熟知している人だ。だから欲しい!」

こんな事あり得ますか?って話です。

なんかそれっぽい雰囲気を出したくて掲載した「内部ロジック」でしょうが、それが直接販売数を増やす原因には決してなりませんのでご注意を。

仕入れ先は中国市場の可能性が高い

また、藤井雄大氏のアシュラメソッドは仕入れ先が激安市場だという事も強調していますが、これはおそらく中国市場を指しているのだと思います。

別にこの点を否定するつもりはありません。

むしろ最近の中国の生産技術は日本を超えたと言われていますし、その上で尚且つ格安で商品を仕入れられるわけですから大いに賛同できる選択です。

しかし疑問なのは、その仕入れ作業は実践者に全てやらせるの?という点です。

海外から商品を仕入れるという事は立派な「輸入」になるわけですが、その際に発生する関税の計算や配送業者の手配といった各種手続き、輸入元への問い合わせ作業など、これらの行程は全て実践者に行わせるのでしょうか?

と言いますのも海外から商品を輸入する際、本来ならば実践者と輸入元の間に代行業者が入り、輸入商品の発注や配送手続き、税金、そして問い合わせ作業を代行してもらうものです。

従って輸入する人は、仕入れたい商品を代行業者に知らせ、輸入代金と代行手数料、税金を支払うだけで輸入ビジネスが行えるのですが、藤井雄大氏のアシュラメソッドではどういうわけか輸入代行業者に関する記述が一切出てきません。

海外市場から商品を仕入れて行う輸入ビジネスの案件は、そのほとんどが輸入代行業者の斡旋・紹介が付属している中で、それが一切無いわけです。

つまり藤井雄大氏のアシュラメソッドでは、海外を相手に自分で輸入を行わなければならないという事になります。

これはかなり難易度が高い行程になりますね。

何故なら海外語学に精通している必要が出てくるからです。

海外から輸入を行う以上、問い合わせ先の企業も当然海外企業になっていますので、日本語しか話せない場合は商品を仕入れるだけでも非常に困難を極めてしまいます。

たとえ外国語を話せたとしても、輸入ビジネスは輸入元とのトラブルが付き物ですので、そのトラブル対処能力だって求められます。

本来ならそういったトラブルも代行業者が担当してくれるのですが、それが期待できない以上、不測の事態は全て実践者が対処しなければならないのです。

かなり敷居の高いビジネス環境だと言えますね~。

外国語に堪能でトラブル処理能力にも自信があるなら良いのですが、これらに自信がない場合はやめておいた方が得策です。

ただでさえ中国系輸入代行業者はトラブルが日常茶飯事ですしね。※高額な手数料の水増し行為や輸入商品の破損・欠品、連絡の著しい遅延性など。

↓↓↓こちらに詳しく書いています。

具体性に欠ける商品リサーチノウハウと、使えない特典について

また、藤井雄大氏のアシュラメソッドにはノウハウに対する具体性が感じられません。

どのような原理で、どのような理屈で売れる商品をリサーチするのかという事に対して、一切具体性が感じられないのです。

あくまで主張しているのは、しつこく「商品をリサーチの真髄を教えます」といった事だけであり、それを可能にしている詳細な理論などは一切解説されていません…。

つまりメルカリの内部ロジックも商品リサーチのロジックにも、総じて稼げるとする根拠が無いわけです。

いえ、そもそも稼げる理論は最初から存在しないと見てOKだと言えます。

何故なら、もし本当に有益な商品リサーチ方法があるならば、その理論をネタバレしないギリギリの範囲内で具体的に解説しているはずだからです。

インフォプレナーというのは、自身が発行している商品を客に買わせるのが最大の目的ですからね…。

いかにこの商品が優れているのか?何故この商品は有益なのか?という根拠を、あらゆる理論を基にして具体性を持った形で「良さ」を解説するものなのです。

従って藤井雄大氏も、アシュラメソッドの販売利益を狙って本件を公開していると考えられ、だからこそ読者には「アシュラメソッドは稼げる」と説得するために、有益性が高いという根拠を示す解説が必要になるわけですが、その解説が悲しいほどに根拠が感じられない以上、「伝えられる有益な情報そのものが存在しない」と考えて問題ないでしょう。

一応購入者特典として、メルカリ月回転須数トータル8000オーバーの商品リストが付属しているとの事ですが、そもそも具体的に理論を説明する事すら出来ないリサーチノウハウであるからには、売れる商品のリストである可能性もグンと低くなります。

仮に売れていたリストだとしても、それはあくまで「過去に売れていた」ものでしかありません。

購入ユーザーのニーズは常に変化しているのが現状ですので、過去の商品リストはほとんど役に立たない傾向があるのです。

つまり、使えないリスト…。

とはいえ、あくまで参考のために見る分には良いでしょう。

過去の客はどのような商品を欲していたのか?という情報を上手く分析する事が出来れば、今後人気に火が付く商品を予想する事が出来るかも知れないからです。

まー、かなり確率は低いでしょうが。。

しかし、リストに載っている商品を安直に仕入れたとしても、売れ行きはあまり芳しくないと言えますね。

過去に売れていた商品リストという事は「客が既に手に入れている商品リスト」であるとも言えるからです。

客が同じ商品を二度三度と購入するとは思えませんので、どの道「使えないリスト」であることに変わりは無いでしょう。

藤井雄大 アシュラメソッドまとめ

さて、本日はインフォトップの新着案件、藤井雄大氏のアシュラメソッドの考察を行ったわけですが、実は藤井雄大氏のいう事で正しい事もあります。

それは、「ツールに頼ってばかりでは稼げない」という事です。

これは正しい事を言っていますね。

逆に言うと、「アシュラメソッドで藤井雄大氏の言う正しい主張はこれだけだ」とも言えるのですが、世の中の転売ツールに依存してせどりを行うのはかなり危険な行為であると言えます。

何故なら商品の人気に火をつけるのはツールではなく人間であり、今の客がどのような商品を欲しているのか察知できるほど、転売系ツールの性能は良くないからです。

いくら最新のAIが搭載されたリサーチツールだとしても、人間の心理を読むことは不可能なわけですよ。

そしてこうしたツールは、あくまで「過去の売れ行きデータ」を基にしてリサーチしているだけであり、抽出される商品も「過去に売れていた商品」でしかありません。

過去の人気商品を知ったところで今後も売れる保証はどこにも無く、先ほどの理由からすれば「使えない商品リサーチツール」と言えますし、むしろ売れない商品しかヒットしない可能性も考えられるのです。

少し論理的に考えればこのような事実にすぐ辿り着くと思うのですが、こうしたツールに依存していてはやはり稼ぐ事は出来ないでしょう。

事実、私の知人で輸入ビジネスを行っている方が複数いますが、その方たちは商品リサーチツールなど一切使っていません。

にも拘らず、月商300万円レベルは優に超えている状況です。

大切なのは、市場の動向を察知するスキルを身につける事です。

常に先を読んだ形でリサーチを行わなければ、参入者の多い転売市場で生き残るのは難しいでしょう。

そして藤井雄大氏のアシュラメソッドでは、ライバルの多いメルカリで勝てるほどのノウハウは無いものと見て問題ありません。

メルカリ市場で稼ぎたいならば、もっとノウハウに具体性を持った、稼げるとする根拠がある教材にしておくべきですよ。


最後になりますが、当ブログに関するお問い合わせは、サイドバーに設置したメールリンクからお願い致します。

必ず24時間以内に返信させて頂きますので、いつでもお気軽にどうぞ。

現役インフォプレナー「Jill」

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